行きつけの本屋さんでやってなかったので、3月下旬になるまで全然知らなかったんだけど、
「早光戦」
なんてのがあります。
早川書房と光文社の合同フェア、
「文庫・早光戦 五番勝負」です。
「二社の豊富なラインナップが五つのジャンルで対決! 幅広く、賑やかに、強烈に五番勝負を繰り広げます!
両者を読み比べることで、新たに見えてくる切り口……文庫の新しい楽しさ、面白さが生まれるはず。
さあ、新たな伝統の一戦が始まります!」
とのこと。
わー、なんだかおもしろそうではないですか。
そうそう、こういうのを読者(一部の)は求めてるのよ!
観戦してるだけでは、もったいない。ぜひとも参戦、乱入したい!
ということで、勝手ながら岩波文庫を乱入させてみることにしました。早光岩バトルロイヤルです。
早速、一番勝負から‥‥。
【一番勝負】
読めば惚れずにいられない!?
キャラクター対決
魅力的でキャラの立った作品が、一対一で真剣勝負。あの名探偵、名刑事、剣豪VS名ガンマンまで。軍配はどちらに上がるのか?
女性刑事・探偵対決
[ハヤカワ(以下、早)]探偵V・I・ウォーショースキー
[光文社(以下、光)]警部補 姫川玲子
「一番勝負」はいきなりミステリ戦で、岩波としてはかなり不利。岩波文庫のミステリっぽい作品って、シャーロック・ホームズ(本屋さんに並んでるの見たことない気がするけど)と、「江戸川乱歩短篇集」と、ボルヘス「伝奇集」の中のいくつかと、えーと‥‥。というくらい。
なのに、その最初が、「女性刑事・探偵対決」って、そりゃ無理でしょ。
ということで、とりあえずの代表は、ホフマン「スキュデリー嬢」(これも本屋さんで見たことないが)のタイトルになってるヒロイン、スキュデリー嬢。宝石強盗殺人で、被害者の弟子が犯人として捕まった事件で、その弟子は無実だ、と確信する女流詩人スキュデリー嬢が真相を探る‥‥、って話なんだけど、でも、このスキュデリー嬢、「嬢」とかいって、70過ぎ。老婆ファンには間違いなくオススメなんですが、探偵ウォーショースキーには惨敗です。
ちなみに、光文社古典新訳文庫からも「黄金の壺/マドモワゼル・ド・スキュデリ」として出ています。
超人的記憶力対決
[早]パン屋の店員 チャーリイ
[光]陸軍二等兵 東堂太郎
ボルヘス「伝奇集」の1編、「記憶の人、フネス」のイレネオ・フネスは、あまりにも記憶力がよすぎて普遍的なプラトン的観念をもつことができない、「鏡に映った自分の顔や自分の手がつねに彼を驚かせた」というんだけど、なんか地味ですね。東堂二等兵に完敗です。
元祖名探偵対決
[早]灰色の脳細胞 エルキュール・ポワロ
[光]名探偵 明智小五郎
元祖名探偵といえば、やっぱりポーの「モルグ街の殺人」のオーギュスト・デュパンですよね。岩波文庫からもポオ『黒猫・モルグ街の殺人事件』が出ています。中野好夫訳。まあでも、探偵としての実力は、ポワロや明智君に及ばないかしら。数編にしか出てこないし。
人情派対決
[早]元祖ハードボイルド フィリップ・マーロウ
[光]捜査一課検視官 倉石義男
人情派で岩波文庫代表となると、これはもう、O・ヘンリの短編「改心」に出てくる探偵ベン・プライスに決まりでしょう。
かつて凄腕の金庫破りとして名を馳せたジミィと、彼を追うベン。愛に目覚めたジミィは、泥棒から足を洗おうと決めたが、金庫室に子供が閉じ込められて、「自分なら子供を救える、でもその瞬間、自分が金庫破りだとばれてしまう‥‥」という究極の選択。意を決して、子供を救ったジミィは、待っていたベンにおとなしく両手を差し出すが、ベンは、「何か誤解していらっしゃいませんか。あなたが誰だったか、記憶にありません」。
まあでも、勝負したら勝つのはマーロウかな。
私立探偵対決
[早]和製マーロウ 沢崎
[光]無頼探偵 野崎通
上に書いたように、岩波文庫でもシャーロック・ホームズが出てます。でも新潮よりも翻訳新しいくせに実物を見たことすらないし、不戦敗かしら。
とはいえ、ハヤカワの代表も光文社の代表も、どっちも知らない人です。すごい探偵なの?
ダーティヒーロー対決
[早]泥棒 ジョン・ドートマンダー
[光]外道の剣客 柴新九郎
ダーティーヒーローといったら、岩波にはいっぱいいそう。『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』のティル・オイレンシュピーゲルとか、『ハックルベリー・フィンの冒険』のハックとか、鼠小僧とか弁天小僧とか。しかしやっぱり、いろんな意味(とくに糞尿的な意味で)で「ダーティー」なヒーローといえば、ラブレー『ガルガンチュワ物語』『パンタグリュエル物語』のガルガンチュワ&パンタグリュエル父子がいちばんかしら。
悪女対決
[早]魅惑の女学生 メラニー
[光]謎の才色兼備 君島沙和子
えーと、これについては、サロメがいいとか「三銃士」のミレディがいいとか「高野聖」の女がいいとか数多の悪女ファンからさまざまな意見が提出されることでしょうが、ワタクシとしましては断然、ラクロ『危険な関係』のメルトゥイユ侯爵夫人をベスト悪女として推薦させていただきます。ハヤカワ・光文社の小物悪女なんてメじゃありません。
ハミ出し警察官対決
[早]一匹狼 リーバス警部
[光]新宿鮫 鮫島警部
うーむ、岩波文庫に出てくる警官キャラって誰がいたっけ、というあたりでそもそも思いつきません。泉鏡花『夜行巡査』の八田は私情よりも職務に殉じるハミ出さない警察官だし‥‥。
成長キャラ対決
[早]夏休みの小5三人組
[光]読者とともに成長 杉原爽香
成長といえば、やはり伝統あるドイツの王道ビルドゥングスロマンでしょう。ゲーテ『ヴィルヘルム・マイステルの徒弟時代』および『遍歴時代』とか、あるいはノヴァーリス『青い花』、ケラー『緑のハインリッヒ』、トーマス・マン『魔の山』‥‥。王道すぎて、なかなか読む気になれないのですが‥‥。
剣豪 vs. ガンマン対決
[早]保安官 ワイアット・アープ
[光]素浪人 月影兵庫
岩波文庫に出てきた剣豪、ガンマン? えーと、三銃士の皆さんは「剣豪」というのとはちょっと違うし、えーと、えーと、ええい、もうここは、剣豪本人に出てきてもらいましょう。宮本武蔵『五輪書』、あるいは柳生宗矩『兵法家伝書』。うーん、でも、なんだか微妙‥‥。
ということで、岩波文庫、鼻息荒く乱入したものの、10戦のうち、7敗。ぜんぜんダメでした。
二番勝負
可愛いだけじゃありません!
動物作品対決
事件の陰に動物あり!? ミステリからエッセイまで、両文庫の動物登場作品が対決。ネコ対ネコ、犬対犬のオーソドックスな対決から、「それってあり?」な対決まで。
猫探偵対決その1
[早]猫は殺しをかぎつける
[光]三毛猫ホームズの危険な火遊び
人間の探偵でさえ人材不足なのに、猫探偵だなんて! 何そのハンデ! 岩波に不利すぎる!(当たり前だけど)、と思ったのだけど、いや、考えてみれば、漱石の『吾輩は猫である』の猫なんて、いいかも。
だってホラ、あらためて考えてみると、この作品の冒頭、めちゃんこハードボイルド! 漱石風の戯作的言い回しを現代風に言い換えれば、
「俺は猫だ。いまだ名はない。」
なんだもんね。シビレル! 三毛猫ホームズなんて一蹴!
それにこの猫、あとで『「吾輩は猫である」殺人事件』(奥泉光)にも出てるし。
猫探偵対決その2
[早]猫探偵ジャック&クレオ
[光]猫は密室でジャンプする
ちょっと何、また猫探偵!? 『我輩は猫である』の猫に勝てなかったからって、それはないんじゃないの。とりあえず、ホフマン『牡猫ムルの人生観』のムルを出場させますが、うーん‥‥。
架空生物対決
[早]妖女サイベルの呼び声
[光]魚舟・獣舟
ハヤカワがあえて『幻の動物たち』や数多のSF作品を出さなかったのは、光文社にあわせてレベルを落としたからか? 岩波で架空生物っていったら、泉鏡花の『夜叉ヶ池・天守物語』とか『草迷宮』とか‥‥。あ、でも、鏡花もいいけど、どうせなら『西遊記』かな。
名犬 vs. バカ犬(?)対決
[早]マーリー
[光]名犬フーバーの事件簿
名犬というかバカ犬というか、存在感のある犬といえば、『ボートの三人男』のモンモランシーでしょう。最近、丸谷才一訳の中公文庫版がリニューアルされてましたが、しかし岩波版は、1941年発行の浦瀬白雨訳。読んでみたいけど、なかなか入手できるものではありません。残念ながら、不戦敗ということで。
動物学者対決
[早]ソロモンの指環
[光]シートン(探偵)動物記
ど、動物学者って、えーと、誰かいたっけ。ウェルズ『モロー博士の島』っていうのは、反則でしょうか。
会話する犬対決
[早]犬ですが、ちょっと一言
[光]犬にどこまで日本語が理解できるか
ちょっと、なんか、どこまで岩波文庫不利なのよ! 嫌がらせ? いじめ? ホントに「それってあり?」だよ。
と思ったけど、そういえばゴーゴリの『狂人日記』で、犬がしゃべってなかったっけ。手紙書いてるし。
虫対決
[早]虫づくし
[光]昆虫探偵
虫だったら、負けませんよ。ファーブルもありますが、それよりも、カフカ『変身』です。巨大な毒虫です。脚いっぱいです。かたい甲羅です。キモイです。ゾワゾワです。でも最後がなあ‥‥。
★名脇役対決
[早]夏への扉
[光]スパイク
ハヤカワに本命『夏への扉』を出された時点で、もう何を出しても負けのような気がしますが、えーと、アナトール・フランス『シルヴェストル・ボナールの罪』に出てくるハンニバルとハミルカル、ってのはどうでしょうか。
荒野の動物対決
[早]すべての美しい馬
[光]白い牙
うーん、いろいろ考えたんだけど、思い当たらず。無念。岩波からも『白い牙』出てます。ジャック・ロンドン、いいです。でも作品よりも、その伝記『馬に乗った水夫』(アーヴィグ・ストーン)のほうがもっといいです。以前はハヤカワNFに入ってましたが、今は文庫じゃなくなっちゃいました。
進化論対決
[早]ワンダフル・ライフ
[光]種の起源(上)
進化論で、この2冊の前に、何を出せというのですか‥‥。えーと、ラマルク『動物哲学』? なんか勝負する前にもう負けてます。
ということで、二番勝負は10戦のうちやっぱり7敗、もしくは8敗。岩波、惨敗です。
三番勝負
事実は小説より奇なり?
ノンフィクション・エッセイ対決
同じジャンルでも対比させると見えてくる両者の持ち味。いずれも、人生を豊かにする事うけあいの傑作揃い。
[ハヤカワ文庫]
ホーキング、宇宙を語る
二重らせんの私
変な学術研究1
妻を帽子とまちがえた男
五人のカルテ
はじめての現代数学
子供たちは森に消えた
セックスとニューヨーク
大西洋漂流76日
ブラヴォー・ツー・ゼロ
[光文社文庫]
ガラスの地球を救え
今日の芸術
風俗嬢菜摘ひかるの性的冒険
アインシュタインの宿題
お母さんという女
もっと声に出して笑える日本語
札幌刑務所4泊5日
他諺の空似
永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編
菊と刀
ハヤカワ文庫は、以前NFに入っていた硬派骨太男のノンフィクション名作群(ムーアヘッド『恐るべき空白』とかラピエール&コリンズ『さもなくば喪服を』とか)を軒並みノンフィクション・マスターピースのレーベルに移しちゃったんで、なんだか寂しいラインナップ。でも光文社に比べれば、まだまだイケそうな感じです。
これらに対する岩波文庫のノンフィクション・エッセイは‥‥。
・高群逸枝『娘巡礼記』
もうこれはすべての乙女ファンに読んでもらいたい、足バタバタものの萌え旅日記。
・『寺田寅彦随筆集』
科学エッセイの基本の基本でしょう。
・『中谷宇吉郎随筆集』
『雪』もいいけど、いろんな話題のあるこちらを。師匠の寺田寅彦には及びませんが、科学者らしいステキエッセイです。同じく寺田寅彦の弟子の平田森三のエッセイがハヤカワに入っていて(『キリンのまだら』)、そっちもなかなかステキです。
・キャサリン・サンソム『東京に暮す 1928-1936』
ガイジンの日本滞在記は、幕末のアーネスト・サトウやらヒュースケンやらビゴーやら、岩波の青からいっぱい出てますが、1冊挙げるなら、これ。著者による微妙にヘタな絵が、なんだか萌えます。このころの日本人は、のんびり生活してたんだなあ‥‥。
・メンヒェン=ヘルフェン『トゥバ紀行』
この本、なぜかうちに2冊あります。しかも、1冊は旅先でなくしたことがあるし。しかも、いまだはじめのほうしか読んでない。
・長谷川如是閑『倫敦! 倫敦?』
以前、はじめてロンドンに行くとき飛行機の中で読んだら、本書の中のロンドン(1910年)が現代のロンドンとさして変わりがないので驚きました。
・F.キングドン-ウォード『植物巡礼―プラント・ハンターの回想』
英国が世界に君臨していたころ、園芸に使えそうな植物を求めて、世界中の未開の地を探索したのが、プラントハンターたち。というだけで、けっこう興奮しますよね。
えーと、ほかにもいろいろありそうだけど、そろそろ飽きてきたので、このくらいで。
【四番勝負】
すべてお馴染み!
映像化作品対決
古典的名作から最新話題作まで。映画やTVの原作本対決。「読んでから観るか、観てから読むか」。あなたはどちら?
映像化された作品なんて、『伊豆の踊子』から『戦争と平和』まで、ブンガクものを中心に岩波にこそいっぱいありますが、映像の方はほとんど見たことないので、パス。
一応、ハヤカワと光文社、それぞれのリストを挙げておきます。
[ハヤカワ文庫]
フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電機羊の夢を見るか?』
デニス・ルヘイン『ミスティック・リバー』
マリオ・プーヅォ『ゴッドファーザー(上・下)』
カービー・マッコーリー編『闇の展覧会―霧』
アン・ライス『夜明けのヴァンパイア』
エド・マクベイン『キングの身代金』
アントニイ・バージェス『時計じかけのオレンジ 完全版』
クリストファー・プリースト『奇術師』
リアノー・フライシャー『レインマン』
[光文社文庫]
内田康夫『横浜殺人事件』
大薮春彦『野獣死すべし』
宮部みゆき『長い長い殺人』
東野圭吾『ゲームの名は誘拐』
高木彬光『白昼の死角 新装版』
みうらじゅん『色即ぜねれいしょん』
荻原浩『明日の記憶』
松本清張『鬼畜』
エリス・ピーターズ『聖女の遺骨求む 修道士カドフェル1』
コンラッド『闇の奥』
なんだか光文社の方は小粒ね‥‥。
【五番勝負】
エール交換!
自薦・他薦対決
「この作品なら負けません」「この作品は羨ましいぞ」出版社の枠を越えてオススメ。一冊ごとに各社推薦者の力の入ったコメント帯付。
早川書房と光文社がそれぞれ自社文庫のイチ押し5冊と相手の5冊を選ぶ、という趣向で、そうなるとこの勝負のためには、あらためてハヤカワ、光文社、そして岩波各文庫のベスト5を選考しなくてはならず、そんなことを考えはじめたら楽しいけど1日や2日では選べそうもないので、これもパス。
これもハヤカワ、光文社のリストを挙げるだけにしておきます。
[早川書房、自社のイチ押し!]
人類が消えた世界
わたしを離さないで
天の光はすべて星
華氏451度
深夜プラス1
[早川書房社員が薦める光文社文庫]
黒猫/モルグ街の殺人
ひとにぎりの異形
猫島ハウスの騒動
最後の願い
放送禁止歌
[光文社、自社のイチ押し!]
祝山
ビジネス・ゲーム
猫とともに去りぬ
オイディプス症候群(上)
シルバー村の恋
[光文社社員が薦めるハヤカワ文庫]
あなたの人生の物語
悪童日記
シーラという子
女には向かない職業
図書館の死体
ということで、いずれにせよ、岩波文庫、自分から乱入したくせに、あえなく返り討ち。
まあ、もともと勝負自体がハヤカワ文庫と光文社文庫に有利なように設定されているのだから、しかたがないかもしれないけど。
これが、
「江戸時代対決」
「哲学者対決」
「中国古典対決」
などであれば、ぜったい岩波が勝ったのになあ。残念。
ところで、全体的に、ハヤカワSFが冷遇されてる気がするんだけど、どうなのか。これだけのリストの中に、SFが3冊しかないってのは、どういうわけよ。あるいはSF対決は、水面下で計画中の創元推理文庫とのガチ対決のために温存してあるのか。今後の展開が気になるところです。
でもって、この対決、敗れた方の編集者は頭丸刈りとか鼻でスパゲティ食べるとか、何か罰ゲームがあるんでしょうか。それも気になるところです。
2010年04月10日
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そして、ささいな勝負にこだわるよりも、視野を広く持って未来に目を向けるべく、諄々と説いてもらいましょう。
もっとも、そうなるとこの企画そのものが成り立たなくなっちゃう可能性もありますが。
仲裁役を当事者の中から出してはダメなような気がしますが‥‥(^^;
「我こそは文庫界の坂本竜馬になるぜよ!」というレーベルの登場を願いたいところです。
うーむ、改めて自分はド素人のような…。
とりあえず、電撃文庫なら映像化作品対決で右に出る者はいないはずです。
…と思ったんだけど、どうなんだろう。うーむ。
あるいはキャラクター対決でしょうか。
でも、私立探偵とかいたかしら?
まあふつうは出版社で区別することはあんまりないと思います。そのあたりは素人のままのほうが、何かといいような気がします。
電撃文庫とか、もし詳しければ、早光戦に乱入させたいところですが(変な探偵とかいろいろいそうだし)、わかんないのでダメでした‥‥。