毎年、この時期の恒例となっている話題ですが、読書週間(10月27日〜11月9日)の標語が決まったそうです。今年は、これ。
「君と読みたい本がある」
‥‥えーと、なんか、これ、エッチっぽくない?
たとえばサークルの飲み会の帰りに、ちょっと気になってる後輩のヨシノさんが一緒になったりして、お酒につよくない彼女は、けっこう酔ってる雰囲気。そんな彼女へ、少し身を寄せて、
「ねえ、ヨシノさん、実はさいきん、いい本、手に入れたんだ」
「なんれすかー、せんぱぁい」
「フィリップ・マクドナルドの『ライノクス殺人事件』」
「えー、ホントれすかー、すごぅい、いいなあ、あたしも読みたぁい」
「じゃあ、どうだい、今日ちょっと、うちに寄ってく? 貸してあげるよ」
「えー、いいんれすかー、わぁい、やふー」
といった流れになっちゃったりして‥‥。あ、でも、これでは「君と読みたい」ではなくて「君に貸したい」かなあ。
「君と読みたい」なら、こうかな。男女逆転。たとえば会社の飲み会の帰りに、ちょっと気になってる後輩のヨシダくんと一緒になったりして、お酒につよくない彼は、けっこう酔ってる雰囲気。そんな彼に、少し身を寄せて、
「ねえ、ヨシダくん、あたし、さいきん、いい本、手に入れたのよ」
「なんれすかー、せんぱぁい」
「フィリップ・マクドナルドの『ライノクス殺人事件』」
「えー、ホントれすかー、すごいれすー、ぼくも読みたいなあ、貸してくださいよう」
「じゃあ、どう、今日ちょっと、うちに寄ってく?」
「えー、いいんれすかー、わぁい、やふー」
「あ、でも、ダメ、買ったばかりで、私もまだ、読んでないの」
「えー、そうなんれすかぁ、ざんねんれすー」
「じゃーあ、どう、ヨシダくんさえよければ‥‥」
「なんれすかー」
「これから、うちで、一緒に読まない?」
いい! ぜひ! せんぱぁい、僕も一緒に読みたいれす! どどど、どこで一緒に、よよ読みますか、ソファですか、そそそそそれとも、べべべべベッドの上、そそそそそそそれとも、ももももももしかして、おおおおふろ‥‥。
いや、大事な本をお風呂なんかで読んではいけません。
ちなみに、ここ数年の標語を見ると、
「落ち葉をしおりに、読書の秋」(2004)
「本を読んでる君が好き」(2005)
「しおりいらずの一気読み」(2006)
今年は「君と読みたい本がある」で、「しおり」と「君」が交互に来てますから、来年はまた「しおり」関連の標語になりそうです。
「君の小指が、僕のしおり」
とかいって(いや、「しおり」に加えて「君」も入ってしまったうえに、意味不明)。
2007年08月24日
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世の中にはいろんな誘い方があるのですね。
ポール・スローンというのを知りませんでしたよ。へー、ちょっと流行りなんですかね。
しかし、こういうのはちょっと、口説きには使えませんね。いや、でも、かわいい系の年下女子が、インテリっぽい年上男子を誘うのにはいいのか?
>シキさん
ってば‥‥(///-///)
BLなシチュエーションでしょうか。いやだわ‥‥。
「君に読ませたい本がある」ということにして、プレゼントに本をたくさん買わせるという路線もありかな。
ただ、本って最近文庫でも新書でも値段格差がありすぎですよね。ポケミスとか1500円するのがあるかと思えば、400円くらいなのもあるし。。書店でまとめ買いするとちょっと焦るときがあります。
これなら健全だし。
ボクはまだまだエロくない(何
と言うか、だんだん標語が悪くなってきている気がするのはワタクシだけでしょうか。
「落ち葉をしおりに…」なんて、すごく良いと思うんですが。
「本を読んでる君が好き」なんて、もうシチュエーションがたまらないのですが。
そうそう、文庫の値段、ひとしなみに上がってるものとばかり思っていたので、安い文庫の存在をあらためて知っておどろいた次第。新書くらいの値段でも、ふつうですもんね。単行本の値段はさして変わらないみたいですが‥‥。
>黄黒さん
健全といいつつ、「本を読んでる君が好き」のシチュエーションがたまらない、なんて、ふふふ、もう、好きなんだから(^^)
それはそうと、「落ち葉をしおりに〜」は、イメージ先行で、実際のところ無造作に落ち葉をしおりにしちゃってるような人は、読書好きかもしれないけど、あんまり本をていねいに扱わない人だといわざるをえません。少なくとも、男子の憧れる文学少女ではないと思う。