2007年07月26日

萌える数学参考書

昨日の帰りの電車の中で、近くに立った男の子が数学の参考書で勉強しておりまして、その参考書の表紙には、ちょっと生真面目な感じのメガネ女子のイラストが。なのに、中身はごくごくフツーの数学参考書。
そのギャップが気になって、今日、本屋さんであらためてチェックしたところ、彼が手にしていたのは「坂田アキラの数列が面白い本がわかる本」(中経出版)でした。
これは「数学が面白いほどわかるシリーズ」の一冊で、ご察しの通り、他にも「坂田アキラの確率が面白いほどわかる本」「坂田アキラの2次関数が面白いほどわかる本」「坂田アキラの微分積分が面白いほどわかる本」など各種があり、同様にちょっと萌えだけどあからさまにオタっぽくはないイラストが表紙を飾っていますが(ちなみに、「数列」の表紙を描いてるのは安倍吉俊という人)、いずれもイラストが入ってるのは表紙だけで、中身はふつうの参考書なので、あまりおもしろくありません。このあたり、意外によくわかっておもしろいといわれている「マンガでわかるフーリエ解析」(オーム社)を見習ってほしいものだと思います。

参考書ではないけれど、結城浩「数学ガール」(ソフトバンククリエイティブ)は、かなり萌え。天才数学少女のミルカちゃん(西之園萌絵を綾波レイ化したようなキャラ。どちらもたとえが古いが)、テトラちゃん(元気少女)、僕の3人の高校生が数学にチャレンジしているうちにやがて‥‥、という数学本で、冒頭、ミルカちゃんが自分に見とれている「僕」に対して、「1, 1, 2, 3」とフィボナッチの数列を口にするシーンを読んで、ムフーと興奮し、こうやってボクも美少女と数学問答したい!美少女に難しい問題を出されたい!「こんなのも解けないの?」とか、冷たい目で見られたい!という数学ファンも多いのではないかと思います。

ともあれ、そのうち、表紙も中身も例題も解説もすべてが萌えな数学参考書シリーズ、
「シリーズ・萌えマセ☆マチカ」
などというのが出て、1冊ごとにキャラが割り振られていて、数列はドジなメガネっ子、三角関数はロリ小学生、確率はツンデレ魔法少女、微分積分は猫耳メイドなんていうことになれば、
「苦手だった三角関数がロリ小学生のシータたんのおかげで、わかるようになりました!」
と受験生も喜んだりして、ほのぼのとしていいですね。
でもって、
「魔法少女のコーシーちゃんもいいけど、やっぱり確率もシータたんに教えてほしいです」
「できれば微分積分もシータたんで」
「数列も、ハアハア」
ということになって、その気になった出版社サイドも、サービス全開の「ちょっと過激な萌えマセ☆マチカ ロリ小学生編」なんてのをシリーズ化して、その結果、
「高校生向け受験参考書なのに、18禁」
なんてことになると、楽しそうです。


posted by 清太郎 at 21:04| Comment(6) | TrackBack(0) | 本ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも楽しく拝見しております。

現役高校時代に『萌えマセ☆マチカ』シリーズがあったら、数学を挫折しなかったと確信しました。

数列担当のドジなメガネっ子「なっち」は「はわわ〜、フィボナッチ数列を作ろうとしたら、隣り合った項の差を次の項としちゃいました〜><;」などと言うのでしょうし、

確率担当のツンデレ魔法少女「コーシー」は「ちょっと!何勝手に同じ母集団から標本採ってんのよ!標本平均がメジアンに近づいちゃうじゃない!べ、別に分散を広げようとかじゃないんだからね!標準偏差が整数値に近い方がかっこいいってだけなんだから!か、勘違いしないでよね!」などと言うのでしょうか。

さらに微分積分担当の猫耳メイド「ライプニャッツ」は「だ、だめですぅ〜ご主人様ぁ〜!そんなに極限に近づいたら、1つの値に収束しちゃいますニャ(はぁと)それと、微分可能じゃないf(x)は、いけニャいと思います!」なんて言いそうな予感。

シリーズ全巻予約特典は、全キャラ総出演のドラマCD『乙女のハートはおよそ3』萌え円周率暗唱!
ということで、如何でしょうか?
Posted by ファミコンキッド at 2007年07月27日 01:26
お久しぶりです。
いいですね〜。数列の眼鏡ドジっ子なっち、なんて、いかにもそういうキャラ、いそう。全キャラ総出演のドラマCDもいい! どこかの出版社で真面目に検討してもらえないかしら。
「確率魔法少女コーシー」も、ライトノベルなんかになりそうですね。確率的に起こりうることを実現させてしまう確率魔法。ライバルは、順列魔法少女パーミュー(お色気キャラ)です。
Posted by 清太郎 at 2007年07月27日 12:17
「こうやってボクも美少女と数学問答したい!美少女に難しい問題を出されたい!「こんなのも解けないの?」とか、冷たい目で見られたい!という数学ファン」です。こんにちは。

先日近所の本屋に行ったら、「萌える数学」と言う参考書を発見。で、ちょっと読んでみましたが、残念。萌えません。
その参考書(と言うかマンガ?)は、萌え系の少女3人組が数学の話をする…という内容なのですが、どうしても数学の方にばかり気を取られて、全くキャラに目が行きませんでした。
ボクは一生萌える事がないだろうな、とふと思った瞬間。

それはそうと、ファミコンキッドさんの「はわわ〜、フィボナッチ数列を作ろうとしたら、隣り合った項の差を次の項としちゃいました〜><;」で思い出しましたが、
小学生の頃、「ヒロミさんはある数に3を加えるところを、間違って引いてしまい、答えが7になってしまいました。ある数はなにで、正しい答えはなんでしょう」と言う問題を見て、「なんで間違うんだよ!?」と憤慨していたのですが、今考えれば、
「はわわ〜、3加えるところを、間違って引いてしまいました〜><;」
と言う状況だったのかもしれません。

「高校生向け受験参考書なのに、18禁」の本には、
「あ、お兄ちゃん、らめっ、そんなところにリミットつけたら、振動しちゃうぅっ!」
みたいなセリフが氾濫しているんでしょうね。

「普段無口なのに理系ネタになると饒舌になるな」と友人に言われたキグロでした。
Posted by 黄黒真直 at 2007年07月27日 21:29
「萌える数学」ですか。受験参考書ではないみたいだけど、そんなのもあるんですね。ロリ小学生編参考書は、たぶんそんな感じだと思います。「いや〜ん、そんなとこ、展開しちゃらめなの〜」とかね。やあねえ、黄黒さんったら。
小学校の文章題に出てくる女子って、なるほど、そういわれてみると、かなりドジっ子ですね。オタク小学生男子などが、「ヒロミたん、萌え〜」とかいいながら問題解いたりするのかなあ。
Posted by 清太郎 at 2007年07月28日 12:29
 こんにちは。
 ご無沙汰しております。ひさしぶりに覗きにきたら、あいかわらずの清太郎さん節が炸裂していてとても懐かしくなりました。
 数学なぁ、、、そういうのだったらまた勉強してもいいかもなぁ^^
萌え単とかアニメになってるらしいし、世の中、なかなかわからない事になってきました。
Posted by 樽井 at 2007年07月30日 13:26
おお、樽井さん、お久しぶり! お元気ですか。
とりあえず萌えにしておけば、失敗はないみたいですよ。樽井さんもお仕事の方に萌えを取り入れてみては? 競合他社と明確に差別化できそうです。
Posted by 清太郎 at 2007年07月30日 18:42
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