「小学生も感想文 コピペ
ネット丸写し横行 悩める教育界」
なんて記事が載ってました。
そのコピペ元を提供している立場の私としましては、そうやって小学生のモラル低下を問題視するよりも、いいかげんそろそろ読書感想文そのものの意義を再検討したほうがいいんじゃないの、と思ってるわけですが、まあそんなわけで、読書感想文のシーズンがやってきました。今年は本家サイトも更新したいなあ‥‥。
ともあれ、それはそれとして今日は、読書感想文に悩むあなたへの支援ネタ。ただし腐女子限定です。
ほとんどの生徒(そしてたぶん多くの教師)が誤解しているような、たとえば自分の経験をふまえながら登場人物の気持ちを慮る、といったようなことを書くだけが読書感想文ではありません。なにしろ「感想文」なのです。自分の思ったことを好きなように書くのがタテマエのはず。であるならば、自分にとって書きやすいことを書きやすいネタで書いたほうが、ストレスがない、というものです。
となると、腐女子であるあなたは、読書感想文であっても、迷わずに腐女子ネタで勝負するべきなのです。では、どのように書けばいいのか、以下で解説していきましょう。
(1)冒頭〜腐女子を話題にする〜
腐女子ネタで読書感想文を書くのですから、とりあえず腐女子の定義を明確にしておくことから始めましょう。読み手である真面目な国語の先生は、流行の腐女子という言葉を知らないかもしれません。相手が知らないかもしれないものを書くときは、まずそれについて説明しておく。それが文章の作法というものです。
腐女子の定義については、自分が考えていることを書いてもいいし、あるいはネット上にいくらでも見つけられますから、参考にするのもいいでしょう。
たとえば‥‥
《今、「腐女子」が注目されている。
腐女子とは、男性同士の恋愛を扱った小説や漫画を好む趣味を持った女性のことだ。ウィキペディアによると、ある女性がホモセクシャルな要素を含まない作品の男性キャラクターを同性愛的視点で捉えてしまう自らの思考や発想を、自嘲的に「腐っているから」と称したことから生まれたそうである。》
わずかこれだけで155字。タイトルを含めれば、原稿用紙の半分があっという間に埋まります。
(2)腐女子カミングアウト
次に、自分が腐女子であることを告白しましょう。クラスの友達に知られるのは恥ずかしいかもしれませんが、所詮授業中しか付き合いのない先生に告白したところで、どうってことはありません。(先生に片思いしているあなたには、おすすめできませんが。)
たとえば‥‥
《何を隠そう、私はその腐女子である。この若さにして、これほど腐っているのはどうか、とわれながら恐ろしいほどの、腐女子である。》
ライトな腐女子を装うよりも、ここは覚悟を決めて、なるべくオーバーに粉飾したほうが、読み手の興味を喚起することにもつながります。
ちなみに、この時点で、読書感想文コンクールなどで評価されることをあきらめねばなりません。
(3)腐女子遍歴を吐露
腐女子である、と宣言するだけでは、あまり文字数が稼げません。また、読み手にもピンとこないかもしれません。自分が腐女子となったそもそものいきさつや、腐女子的に好きな作品、現在ハマってる作品などを挙げてみましょう。もちろん、小説にこだわる必要はありません。マンガやアニメなど、自分が愛好している作品について、正直に書きましょう。
ただし、読み手である先生は、それらの作品のことを、ほとんど知らないかもしれません。最低限の説明を加えておくことも心がけましょう。
たとえば‥‥
《私が腐女子になったきっかけは、少年ジャンプ連載のマンガ「ナルト」にある。主人公である少年のナルトとライバルのサスケ。互いに反目し、戦いながらも、絆を深めていくふたりの姿に、いつしかあやしいときめきを覚えるようになってしまったのだ。
その後、同じジャンプ連載の「ワンピース」「銀魂」、アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」などを経て、目下いちばん萌えているのが、やはりジャンプ連載の「家庭教師ヒットマンREBORN!」だ。雲雀恭弥と六道骸、このふたりの顔を思い浮かべるだけで、もう次から次へとよこしまなシーンがあふれ出てきてしまう。》
ちなみに、
「この腐女子遍歴で原稿用紙10枚かけるかも!」
という猛者がいるかもしれませんが、残念ながらこれは読書感想文です。原稿用紙半分程度におさめておきましょう。
(4)ようやく本題に入る
以上が前置きです。前置きだけで原稿用紙1枚分は埋まったでしょうか。
ここではじめて、読書感想文の題材に選んだ本を提示します。そして、その作品が腐女子的に気に入ったことを述べるのです。
たとえば‥‥
《そんな私がこの夏読んだのが、太宰治「走れメロス」である。
一般的には、勇気や友情のすばらしさを歌い上げる名編として知られているこの作品。あの太宰治の作品とあって、おそるおそる読み始めたのだが、思わず、夢中になってしまった。私の心の奥底に脈打つどす黒い腐女子魂が、思いっきり揺さぶられたのである。》
ここではわかりやすいように「走れメロス」を例とします。作品の一般的なテーマについては、文庫の裏表紙に載っているあらすじなどが参考になるでしょう。
(5)作品を腐女子的に語る
さて、ここからが、あなたの腐女子としての力量の見せどころです。ふだん好きな作品について思っていること、ブログなどに書いていることそのままのノリで、
「○○の△△のシーンが、◎◎で××なの〜! ハアハア」
といったことを、やや格式ばった表現で文字にするのです。
「といわれても、エーッ、どうやって書けばいいの‥‥?」
というあなたは、とりあえず最初に萌えるシーンを挙げて、若干の引用とともに、そのどこがどのように腐女子的に萌えたのか、解説してみましょう。
たとえば‥‥
《そう、主人公メロスと、彼の「無二の友人」であるセリヌンティウス。このふたりの関係が、もう悶えるほどに妖しい。魅力的なのだ。
まず、セリヌンティウスがはじめて登場する場面からして、たまらない。セリヌンティウスに会ったメロスは、彼を自分の身代わりとして立てた事情を語る。そのとき、セリヌンティウスはどうしたか。
「無言で首肯き、メロスをひしと抱きしめた。」
である。「無言で、ひし」。ああ‥‥。寡黙で篤実なセリヌンティウスの、メロスへの熱い想いが、ここに凝縮している。君のためなら僕は何だってする、どんな困難にも耐え忍ぶよ、だって、だって僕は君の事を‥‥。そんな健気で、ちょっとMっぽい愛情が、ありありと伝わってくるではないか。》
同様に萌えるシーンを1〜3箇所程度、最後にもっとも強烈に気に入った萌えシーンについて、この調子で書いてみましょう。原稿用紙の1枚や2枚は、あっという間に埋められるのではないでしょうか。
(6)カップリングの攻め受けを逆転させる
上の(5)のみで最後まで突っ走るのも、小学生の読書感想文ならば、いいでしょう。しかし、あなたが中学生あるいは高校生であるのなら、これではあまりに単純すぎて、芸がありません。
ここで、ひとひねりしてみてはどうでしょうか。起承転結の「転」の部分です。ひねりを加えることで、感想文が俄然、理知的に見えてきます。
では、どうすれば理知的になるのでしょうか。私がおすすめする手法は、
「逆カップリングを想定する」
というものです。これまで(5)で熱く語ってきたカップリングの攻め受けが逆転する可能性を、あえて考えてみる。そのうえで、その逆カップリングに対して否定的な検討を加えてみるのです。
たとえば‥‥
《ところで、以上、これまで私はこの作品を、メロスを「攻め」の立場、セリヌンティウスを「受け」の立場として読み解いてきた。腐女子的にいえば「メロセリ」である。
しかし、ここで一度立ち止まって考えてみよう。メロセリではなくて「セリメロ」でもいいのではないか、セリヌンティウスが「攻め」、メロスが「受け」というのもありなのではないか、と。
たとえば最後の場面、「私を殴れ」と最初に言ったのは、メロスのほうだ。「受け」であるメロスが、「攻め」のセリヌンティウスに、まず自分から「受け」らしく許しを請うたのだと、読めなくもない。また、小説の結末、「メロス、君は、まっぱだかじゃないか」と、セリヌンティウスがメロスに全裸であることを指摘して赤面させるところも、Sっ気のある攻めが受けに対して見せそうな態度だ。
だが、メロセリ派として、私は強く主張したい。これらの場面も、あくまでメロスが「攻め」、セリヌンティウスが「受け」として、お互いの愛情を表現しているのである、と。
どういうことなのか。まず、互いに殴りあうシーン、メロスは自分が先に殴られることで「受け」を表明したのではない。むしろ、「私を殴れ」と率先して宣言し、イニシアティブをとった、というべきであろう。彼が自分を殴るよう先に申し出なければ、この感動的なシーンは実現しなかった。メロスは、何事も積極果敢に行う攻めの人として、セリヌンティウスとの関係を常にリードしているのだ。
そして最後のシーン、そんなメロスをからかい、辱めるようなことを口にするセリヌンティウスは、後で(たとえばその夜)、メロスから、
「衆目の前で、よくもあんなことを言ってくれたな、こいつめ、こいつめ!」
などと激しく責められることを期待したのではないか。先に私はセリヌンティウスについて、その愛情の健気さ、まっすぐさに感動したけれど、むしろ彼は腐女子的にいえば「誘い受け」、あるいはもしかしたら「ツンデレ受け」といった、ひと癖もふた癖もある深みのあるキャラクターなのかもしれない。この点は、あらためて検討すべき点として、今後の課題としたい。》
ここにいたって、もしかすると読み手の先生は、
「この感想文は、アホの子の腐女子が書いたものではなく、知的な腐女子が書いたものであるのか」
と、感想文を、そして書き手であるあなたのことを見直すかもしれません。(もちろん、アホの子の腐女子ではなく、知的な腐女子と思われたからといって、成績には何のプラスにもなりませんが。あるいは逆に、「この子はもう救いようがない‥‥」と見放される可能性も大いにありますが、だからといって成績がマイナスになることもないでしょう。)
(7)結論
多くのものごとがそうであるように、読書感想文も、結論が大切です。いや、むしろ読書感想文においてこそ、結論のいかんに左右されやすいといってもいいでしょう。一見したところもっともな、まともらしいことを最後に述べるだけで、それまでの中身のくだらなさが魔法のように打ち消されてしまうことが、多々あるのです。
ここでは、以下のような感じにまとめてみるのがおすすめです。
《「走れメロス」が発表されたのは昭和15年。太平洋戦争直前である。
そのころ、もちろん腐女子などという言葉はない。男性同士の恋愛というものすら、ほとんど人目にふれることのなかった時代だ。作者の太宰治は、この作品が後の世に、こんな読まれ方をするとは、想像すらしなかったに違いない。
だが、2008年の今、この作品に触れた私は、一腐女子として、物語の設定に、展開に、登場人物の振る舞いに、新鮮な感動を覚え、心を奪われた。腐女子魂が震えたのだ。
発表されて約80年の時を経て、なお色褪せることがない「走れメロス」。むしろ、21世紀の先端を行く、腐女子的な読みに照射され、いっそう光り輝いているかのようだ。これが文学の力、そして名作の持つ懐の深さというものなのかもしれない。》
いかがでしょうか。これなら読書感想文、書けそうではありませんか。
求められる文章量に応じて、たとえば(3)の腐女子遍歴をカットする、(5)の萌えシーンの例を増減するなどして、調節してみてください。
では、最後にひとつ、大切なことをいっておきましょう。感想文の題材として選ぶ本は、コバルト文庫や講談社X文庫ホワイトハートのBL作品、あるいは角川ルビー文庫をはじめ、BLとして書かれた作品ではないものを選んでみてください。できれば、上で例として使った「走れメロス」のような、発表されてから何十年も経つ、いわゆる文学作品を。
もちろん、無理に、とはいいません。けれど、あなたたちは、若い。大きな可能性を秘めているのです。そんな若いあなたが、腐女子向けに書かれたBL作品にのみとらわれている必要はない、と私は思うのです。
あえてBL以外の世界に目を向け、そしてそこにカップリングを見出す。それが若い腐女子であるあなたにとって、マイナスになろうはずがありません。むしろ、文学作品を腐女子的に読解する、というその経験を通して、読書感想文などという厄介なものが、あなたが腐女子として大きく成長する、ステップアップする素敵なきっかけになるかもしれないのです。それが、腐女子であるあなたに、過去の文学作品を強くおすすめする理由です。
文学作品といっても何を読んだらいいのかわからない、というあなたには、たとえば以下のような作品はいかがでしょうか。(カッコ内はカップリングの例)
・夏目漱石「こころ」(私×先生)
・夏目漱石「吾輩は猫である」(苦沙弥先生×迷亭)
・宮澤賢治「銀河鉄道の夜」(カンパネルラ×ジョバンニ)
・井伏鱒二「山椒魚」(山椒魚×蛙)
・芥川龍之介「蜘蛛の糸」(御釈迦様×カンダタ)
・志賀直哉「清兵衛と瓢箪」(清兵衛×瓢箪)
一瞬本気で読書感想文を腐女子視点から
書きたくなりましたww
残念ながら、私にそんな勇気はない
一生に1度くらい、書いてみたいとも思うけれどw先生驚くだろな
そういえばもう読書感想文の季節なのですねぇ。今年は学校の指定図書ってなんなんでしょうねぇ。
感動しましたっ(。≧Д≦。)!!!
かっこいいです
こんな感想文書いてみたいです…
親の呼び出しくらうかもしれませんが…
今を逃せば、もう読書感想文を書く機会なんてありませんよ。会社勤めをするようになったら、もうこんなふざけたこと書けないし。
いちどチャレンジしてみましょう(^^)
樽井さん。
悪の道って、そ、そんな、女衒や人買いではないのですから‥‥(^^;
まあともかく、夏の百冊やら何やらが話題になると、夏が来たんだなあ、と思います。
雛さん。
親の呼び出し‥‥。その可能性を考えてませんでした。真面目な先生なら、そうなっちゃうんでしょうか。
いや、でも、あらすじ書いて「感動しました」で終わらせるよりは、よっぽどちゃんとした読書感想文になる気もするんだけど、ねえ。(だから読書感想文なんて廃止すればいいのですよ。)
いや、出さないほうがよかったか。。。
まあともあれ、こんな感想文読める国語教師のヨロコビを思うと、コピペ奨励したいですね(嘘嘘)
国語の教科書で同人誌って! シキさんにそんな恐るべき過去が‥‥(^^;
やっぱり正直な感想文を出したほうがよかったのでは。すごく喜ばれたかもしれないし。
そう言えば、ボクがこのHPに初めて来たのも中学の頃でしたかねぇ。
ここの読書感想文に感動して、本当に素直に思ったままを書いて、
先生に「面白かった」と言われた事を今でも覚えてます(書いた本と、その内容は覚えてないのですが
……ただその後、「だからと言って評価が良いとは限りません」と付け加えられた事も、よく覚えてます。
それ以降、社会見学や修学旅行の感想文も毎回先生に「面白かったよ(苦笑」と言われました。
清太郎様のおかげです。ありがとうございます(?)。
ずっと男性同士の恋愛やそれにまつわる本は人目に触れやすかったのですが…。(近世の稚児物語を代表として様々)
ただ昭和15年に児童読物純化評定が出されて出版物が統制されたので、ピンポイントで15年というのなら確かに人目に触れるのは難しかった時代ですね。
…とかつっこみをいれつつ、腐女子による腐女子のための読書感想文のコンクールがあったら絶対に参加してみたい…!
とこれを読ませていただいて思いましたw
通りすがりのコメントすみません!
読書は好きですが感想文を書くのが非常に嫌いだったので、こんな感想文ならもっとオリジナリティのあるものが書けたと思いますw
一度ぐらい書いてみたかったですね。
高校のときの国語の先生(40代既婚)が(おそらく)腐女子だったのできっと彼女なら5を付けてくれたはずだと思うと悔しいです。
おお、もうすっかり古参の常連さんですね(^^)
読書感想文、黄黒さんのようにいい思い出になればいいのですが、そういう例はごく少数で、たいていはトラウマになったりするんですよね(少しでもお役に立ったようで、うれしいです)。
たぶん国語と道徳が未分化なせいで、「いい子」で「道徳的」な文章を書かなければならない、と生徒も先生も思っちゃってるのが問題の根本なんだとは思うのですが‥‥。
?さん。
なるほど、よくご存知ですね。でも、いわゆる「ホモが嫌いな女子なんていません!」的な視線って、どのくらい普遍的なものなんでしょう。戦前のバンカラでホモソーシャルな男子学生たちを見て、女子学生が「きゃ〜ん」とよこしまな妄想で胸をときめかせていたんでしょうか。そのあたりがよくわかんないところです。
それはそうと、腐女子による腐女子のための読書感想文って‥‥、どういうところが評価ポイントなんでしょう。やっぱり「まさかこれでやおいはないだろう」という作品の登場人物を巧みなカップリング(しかも凝ったの)に仕立て上げちゃったりすると高評価なんでしょうか‥‥。
傘子さん。
そう、こうやって書けばよかったんだとわかったときには、遅いのですよねえ。読書感想文の書き方って、学校ではちゃんと教えてくれなかったですし。(「学校で教えてくれないこと」のひとつは、読書感想文の書き方、だと思う。)
国語の先生が「たぶん」腐女子って。その推測はなぜ‥‥? 腐女子として互いにピキーン!と感じあうところがあったのでしょうか‥‥。
遠い昔、『走れメロス』でものすごい遠まわしに『メロスとセリヌンティウスってあやしいよね?しかも最後に王様乱入したがってるし・・・・でも王様は入る隙間ないよね』という感想文を提出して先生に『面白かった』といわれたことを思い出しました。
・・・・今ならもっとストレートにいけます、せんせい!!w
と思いました。
文学の名作にはそんな香りがする作品はまだまだたくさんあると思いますw
なかなか度量のある先生でよかったですね(^^) でも、あらすじと解説のひきうつしのような感想文ばかりの中でそんな感想文を見つけたら、思わず楽しくなってしまうんじゃないかと思います。
王様はたしかに、あやしいです。私はむしろ、王様のあの残虐趣味が、ややマンネリ化していたふたりの仲に、新たな局面をもたらすのではないか、とプラスに評価しておりますが‥‥。
頂いています。
腐女子視点で書かれたこの感想文を見て
感嘆しました。
何を隠そう私も腐女子です。
しかし、あまりに奇抜すぎて私は参考に
する勇気はありませんが・・・(笑
・・・どうでもいい話かもしれませんが、
「こころ」の「私×先生」は私も考えた
ことがあります。
「えっ、ちょっと、『私』ってば『先生』に
気があるんじゃないの?」
とか思いながらページを・・・・・
・・・そろそろ腐から卒業した方が
いいかしら・・・
清太郎さんの文章が巧みだからですね、きっと。
しかし、私は腐女子ではないので、この方法は無理ですね……。
ということで、今度「ドリーマーのための読書感想文の書き方」を教えてくださいv
……自分で言っておいて難しそうだと思いました;
清太郎様
いつも拝見しておりますが
コメントするのは初めてです。
清太郎様の腐女子系エントリはいつも非常に楽しく読ませてもらっています。
今回も面白かったです・・・
清兵衛×瓢箪でリアルに噴きました。
しかし現国の先生なんてなあ
日本一腐の多そうな職業ではありますね。
(失礼)
なおさん。
ご愛読ありがとうございます。
(このブログ、読者の腐女子率はわりと高いかも。)
「こころ」は、やっぱりちょっと考えちゃいますよね。先生は総受けなのかしら、とか。あれが明治の世に発表されたからあのような評価を受けましたが、今だったらその萌え設定とキャラがまず注目されることでしょう。100年たっても通用する漱石、エライ。
歌多ねここさん。
いえいえ、腐女子じゃなくてもだいじょうぶ。よくわかんないけどドリーマーならきっと腐女子になったつもりで感想文も書けるでしょうから、これで何とかなるんじゃないかしら。
なつめやしさん。
いつでもコメント大歓迎ですよ。
「清兵衛×瓢箪」で突っ込んでいただけてうれしいです。(想像してみるとかなりシュールな光景です‥‥。)
現国の先生って、そうなのですか、腐女子率が高そうなんですね。授業で文学作品をあつかうときに、「ホントはこの話、もっとBL的に解釈したいのよー、でも、でも‥‥」という思いを抑えるのがたいへんそうです。自由な校風の女子高だったら、課外授業でそういうのもありなのかも。いや、やっぱり父兄から糾弾されるかな‥‥。
遍歴にBLEACHが入っていないことが大変不満なご様子。w
彼女、去年まではオタクですらなかったのですが、
中2の夏休みにホームステイでサウスダコタに行き、1ヶ月毎晩BLEACHを見せられた結果、帰国1年後には腐ってました。w
ホストが立派なジャパニメーションオタクでございました。
orz
私はオタクっ気はあるものの、
腐っては(昔は801だなw)なかったにぃ。
いやあ、BLEACHとテニプリも入れようかと思ったのですが、ここは2つ程度が妥当かと思って、削ってしまいました。BLEACHを侮ってるわけじゃありません、と娘さんにお伝えください。CPは京浮とかでしょうか。
>中2の夏休みにホームステイでサウスダコタに行き、1ヶ月毎晩BLEACHを見せられた結果、帰国1年後には腐ってました。w
「逆輸入」ですね。検疫が必要だったかも‥‥。
それにしても、中3で腐女子ですか。「この若さにして、これほど腐っているのはどうか」なのか、あるいはむしろ遅咲きなのか、どうなんでしょう‥‥。
中学時代、生徒なのに何故か学年全員の読書感想文の下読みをしてました。
確かにあらすじ感想文はツマラナイ、、、。
好き勝手に書いた感想文は読んでいて面白かったです。
腐女子感想文 爆笑してしまいました。
中学時代に戻って書いて提出してみたい、、、。
1行感想文の書き方は正統的感想文の書き方だと思うのですが、教師によって評価が分かれてしまうでしょうね。
問題は、子供はこういった感想を持つべき!という教師の考えにあるのかな〜。
腐女子のための読書感想文、ネタではあるけれど、われながら実用性高いと思います。人とは違うことがやってみたい生意気盛りの14才くらいの女子中学生にぜひともチャレンジしてもらいたい(^^)
>問題は、子供はこういった感想を持つべき!という教師の考えにあるのかな〜。
国語は道徳じゃないんだよ、というのが、いまひとつ教師にもわかってないところが問題なんだと思います。ウーム、困ったものです。
現役中2の腐女子ですwww
コレ、書いて提出してみたいですwww
でも勇気が・・・
まぁ、カミングアウトすることとかは別に平気なのですが・・・
やっぱり、提出するときの勇気が・・・
でも、一度は書いてみたいと思いました♪
私も走れメロスは「メロセリ」派なのですが、逆CPにすると言う転の発想がすごいと思いました!!
私は小4から腐ってきてて、(現在中三)
中二の夏休みにアメリカのカリフォルニア州に行って開花しましたね(何がだ!?
いやホストも日本のアニメ大好きで・・
(特にクランプやらフルバやら(そっち!?>百合)
ヲタクも腐も絶対主張したほうがいいと思いますしねbb(ぇ
受験なんでさすがに国語のテストでは書けませんが今度挑戦してみます!!ww
ありがとうございましたw
カミングアウトが平気とは心強い。今年はむずかしくても、ぜひ来年挑戦してみましょう。
国語の先生も、タテマエばかりの没個性的な感想文を読むよりも、よほど楽しんでくれると思いますよ。まあ評価はさておき……。
くろ〜ば〜さん。
小4から腐女子とはすごいですね(あるいはわりとフツウ?)。ホームステイ先もオタクだなんて。CLAMPはわかんないですがフルバはアメリカでもけっこう人気というし(十二支がちゃんと理解されているのかが謎なんだけど、どうでしたか)。
高校の夏休みには、あらためて腐な読書感想文に挑戦してみてください(^^)
調べものなのに、とんだところにたどり着いてしまいましたね(^^;
いや、さして奥深くないというか、これはどう見ても、BL展開でしょう。カンパネルラに「少し」どころじゃないですよ、かなりですよ!と思いながら読んだ方が、とても楽しいです。
他にも三島由紀夫、漱石などが書けそうですね。
番外編はナボコフ『ロリータ』で「ロリータが中学生ではなく8歳くらいだったら萌えたのに」とか、痴人の愛でナオミに踏まれたい、とか