2008年06月28日

「伊豆の踊子〜広瀬康一の奇妙な冒険」

すっかり話題に乗り遅れてしまったのですが、今年の集英社文庫「夏の一冊 ナツイチフェア」で、荒木飛呂彦が手がける「伊豆の踊子」の表紙があちこちで熱烈に歓迎(?)されてますね。本が好きで好きでたまらない、もうダメ、という人のためのブログでこの話題を取り上げないのは、体面上ちょっとどうかという気もするので、今さらながら、これをネタに。

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舞い散る桜の花びらの下でジョジョっぽく踊る娘の姿。そこから想像できるのは、以下のような物語です。

杜王町からはるばる伊豆の温泉へと一人旅にやって来た広瀬康一。
なぜ温泉へ一人旅かって? おっと、その理由は聞かないでほしい。男の子には、ひとりで旅に出たくなる時があるものだ。
伊豆に到着した康一は、旅芸人の一座と出会う。そのとき、ふと何かが康一の頬にふれた。
エッ、何? 思わず頬に手をやると、そこには、桜の花びら。いつの間にか康一は、はらはらと舞い落ちる桜の花びらに取り巻かれていたのだ!
おかしいッ! 見回しても、桜の木はどこにも見えない! この花びらは、どこから降ってくるんだろう‥‥。
いや、それよりも!
ドドドドドド‥‥。
周りのみんなは、この花びらに‥‥、
ドドドドドドド‥‥。
気づいていないッ! もしや、これは‥‥、
ゴゴゴゴゴ‥‥。
ス、スタンドッ! 旅芸人の一座の中に、スタンド使いがいるッ!
不審に思った康一は、しばらく彼らと一緒に旅をすることに決めた。いや、不審な気持ち以上に、一座の中にいた娘、《古風の不思議な形に大きく髪を結って》いる、《卵形の凛々しい顔》の娘に惹かれたわけなのだが‥‥。

しかし、共に旅をしているうちに、その彼女こそがスタンド使いなのでは、と康一は疑惑を深めていく。
いったい何が狙いなのか。どんなスタンドなのか。自らの「エコーズ」で動向を探ろうとするも、待てよッ、もしボクがスタンド使いだと知らないとしたら、ここでバレるのは、ヤバイッ! ああッ、でも、あんなカワイイ子が、何のために、どうして、スタンドを‥‥!?
悶々として、眠れぬ夜を過ごす康一であった。

そしてあくる日。一座の中の男と連れ立って、川沿いの男湯に向かう康一。
《向こうのお湯にあいつらが来ています。ほれ、こちらを見つけたと見えて笑っていやがる。》
と、男が指差すところを見ると、川向こうの女湯。そのとき‥‥!
《ほの暗い湯殿の奥から、突然裸の女が走り出して来たかと思うと、脱衣場のとっぱなに川岸へ飛びおりそうな格好で立ち、両手を一ぱいに伸ばして何か叫んでいる。手拭もない真裸だ。それが踊子だった。》
すると‥‥。
ゴゴゴゴゴ‥‥。
にわかに、空から‥‥。
ゴゴゴゴゴゴ‥‥。
無数の花びらが降り注ぐッ!
そして、
ズキュウウゥン‥‥!
康一は悟った! 
《子供なんだ。》
彼女は、自分がスタンド使いであることすらまだ知らない、子供なんだ‥‥。
踊子の《若桐のように足のよく伸びた白い裸身》を眺めながら、康一は《心に清水を感じ、ほうっと深い息を吐いてから、ことこと笑った》。

だが、しかし‥‥!

ということで、彼女のスタンド。
スタンド名:イージーダンサー
破壊力:?
スピード:C
射程距離:A
持続力:A
精密動作性:E
成長性:?
能力:桜の花びらを降らせるスタンド。はじめは何の役にも立たないように見えたが、康一のスタンド「エコーズ」のように脱皮して‥‥!!

‥‥といった感じのオマケマンガ「広瀬康一の奇妙な冒険」を巻末に付ければ、爆発的に売れると思います。
表紙だけじゃなく、もう一歩進んだコラボレーションを期待しています。
posted by 清太郎 at 18:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 本ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月17日

ドストエフスキー丼

カフェなんだけどミッチリ本が詰まった本棚があって、自由に本が読める。あるいは、本屋さんの中にカフェが併設されていて、コーヒーを飲みながら本を選べる。カフェと本屋さんがミックスした、ブックカフェが増えています。本屋さんばかりか、最近は、カフェを併設した図書館もあるそうです。

ただ残念なのは、こうしたお店のメニューです。コーヒーやケーキ、カレーライス、ちょっとこじゃれたパスタやサンドウィッチ、それにアルコール‥‥、と一般のカフェと同じようなものばかり。これでは、本がなければ、ただのカフェです。
本屋さん、あるいは図書館であることに、もっとこだわった、
「本屋さんならでは!」
「図書館にあるカフェだからこそ!」
といった気概にあふれたメニューがあっても、いいのではないでしょうか。本好きが食べたくなるような、本好きが聞いたら居ても立ってもいられなくなるような、本読み心を大いに刺激するような、そんなメニューを開発してもいいのではないか。
ということで、実際に、どんな料理があればいいのか、考えてみました。全国のブックカフェの店主さんは、ぜひとも参考になさってください。

ドストエフスキー丼
「ドストエフスキー」であり、なおかつ「丼もの」である、というこの圧倒的なボリューム感と風格は、牛丼や天丼など足元にも及びません。なんと頼もしいことか。
「ドストエフスキー丼、はじめました」
なんて張り紙があったら、それだけで、おなかを空かせた本好きが、するするとお店に吸い込まれていくことでしょう。
そうして常連客は勢いよく、
「ドス丼、大盛り、ツユダクで」
などと注文するのです。

カラマーゾフ丼
こちらもドストエフスキー丼にひけをとらないボリュームが魅力。カラマーゾフの三兄弟に見立てた、肉と魚介と野菜の三色丼です。ごはんを掘り進むと、中にもう一層、スメルジャコフにちなんだ、ちりめんじゃこと麩が敷いてあります。
こちらも常連になったら、
「カラ丼、アリョーシャ抜き、ミーチャダクで」
なんて感じにカスタマイズしましょう。

細雪丼
女性におすすめの四色丼。関西風の上品な味付けです。

魍魎の丼
ふたを開けると、みっしり詰まってます。

ほかに「静かなる丼」なんてのもおすすめですが、丼物ばかりじゃカフェにならないので、もうちょっとカフェっぽいメニューも。

ジョルジュサンド
ジョルジュ・サンド「愛の妖精」をイメージして、ラズベリーとブルーベリーのジャムサンド。

赤と黒のパスタ
真っ黒なイカ墨パスタの上に、真っ赤なトマトソースをたっぷり。スタンダール直伝の情熱の味です(たぶん)。

日替わり富士日記定食
武田百合子の「富士日記」にあるメニューを、その日の日記のコピーとともに。たとえば、おじや、コンビーフ、白菜朝鮮漬風、トマトと玉ねぎサラダ。これは昭和42年7月20日(水)、ポコが死んだ日の昼ごはん。注文した人は、日記読んで涙を流しながら食べます。

菜の花の沖のパスタ
菜の花とホタルイカを和えた、春らしいメニュー。男らしく勇壮に盛り付けました。

芥川龍之介定食
芋粥と河童巻きに、海の色の残る目刺し、馬の脚肉、蜜柑。素朴な食材を使いながら、繊細な味付けで仕上げました。

山椒魚のグラタンパイ
岩屋のようにふくらんだパイ生地をパリパリと崩すと、中にはトロ〜リとしたアツアツのグラタン。国産のサンショウウオとカエルの肉入りです。

坊っちゃんラーメン
味は松山風。見た目はちょっと不浄な感じ。「全部入り」を注文すると、イナゴも入れてくれます。

いかがでしょうか。
せっかくですから、眼鏡で白いブラウスにエプロンで髪を後ろでまとめた清潔な感じの司書さんがウェイトレスをしていたりすると、もっといいと思います。
posted by 清太郎 at 23:23| Comment(14) | TrackBack(0) | 本ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月10日

アニメ「高等遊民ソーセキファイブ」第20話

※前々回・前回が好評でしたので、もう1回だけ、同趣のネタです(今回は文字主体にしましたが)。
※以下を読む前に、以前書いたこちらをご覧ください。→「高等遊民ソーセキファイブ 第2回



《前回のあらすじ》

百年の眠りから目覚め、世界の赤裸々化をたくらむ悪の秘密文芸組織リアール。その幹部たちが南の島へ研修旅行に出かけるとの情報をキャッチしたわれらがソーセキファイブは、巨大ロボ・ダイブンゴーを駆って強襲作戦を決行した。だが、あと一歩というところで、無鉄砲なボッチャンレッドの不用意なひと言がもとで、作戦失敗。夜の荒海に投げ出されたサンシローブルーとココロピンクは行方不明になってしまう‥‥!

《第20話「無人島で道草 前編」》

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ということで、待ってました、お約束の無人島シチュwwwww

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照りつける太陽の下、ふと目を覚ましたココロピンクこと桃瀬小虎郎(ももせ・こころう)は、自分が浜辺に打ち上げられていることに気づく。
「はっ、みんなは!? ブルーは!?」
あたりを見回すも、もちろん、返事をする者はない。ただ、波の音、風の音が聞こえるばかりだ。
「どうしよう‥‥、ここ、どこかなあ‥‥」
悄然として、立ち上がる小虎郎。みんなはどうなったのだろう。一緒に投げ出されたブルーは生きているのか。助けは来るのか。それに、この強烈な紫外線。お肌が焼けちゃう‥‥。

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「あーあ、どうしてこんな戦隊に、入っちゃったのかな、僕」
入隊を後悔するのは、もう何度目だろうか。
だが、あのときは、ほかに選択肢がなかったのだ。マンションの大家さんのひとり息子・静也へのひそかな、そして許されない想い。悩み苦しんだ挙げ句、打ち明けた親友の浅生からは、「精神的に向上心のないものは馬鹿だ」と厳しい言葉を投げつけられる。だが、その忠告にしたがって、静也への想いを断ち切ろうとしたまさにその夜、浅生と静也が激しく抱きあっているのを目撃してしまったのだ‥‥。

愛を失い、友に裏切られた小虎郎は、投げやりな気分で、ソーセキファイブの隊員募集に応募したのだった。(詳細は第4話「愛と裏切りのココロピンク」参照。ちなみに、女の子のつもりで採用した小虎郎が実は男子だったことが判明して大騒動になるのは第13話「ユメジューヤパープルの失恋」。おかげで、ココロピンクのコスチュームはいまだにミニスカートだ。)

なかば涙目になりながら、とぼとぼと歩く小虎郎。と、岩陰を回ったところで、
「あっ」
何者かにバッタリとぶつかり、尻もちをついてしまう。
「何だっ! おっ、お前は!」
どこかで聞いたことのある声に驚いた小虎郎。
「‥‥ココロピンクッ!」
自分の名を呼ばれ、小虎郎は痛みに顔をしかめながら、相手を見上げる、と‥‥。
ああっ‥‥!
戦慄が体を駆け抜ける。その姿は、まぎれもない、悪の組織リアール幹部。そして手に抱えられたまがまがしいマスクは、‥‥傲慢元帥イワノフのものではないか!
だが、小虎郎の驚きは、そのためではなかった。仮面を脱いだイワノフのその素顔が、静也に、かつてひそかな想いを寄せたあの静也に瓜二つだったのだ!

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し、静也‥‥、イワノフが、静也‥‥? いや、違う、そっくりではあるけれど、この男の方が、目つきが猛々しく、逞しい印象だ。でも、でも、ああ、なんてこと‥‥、いつも戦っている相手、あの残忍な傲慢将軍が、こんな顔の持ち主だったなんて‥‥。
驚愕と混乱のあまり、目を見開いたまま呆然としている小虎郎を、イワノフも鋭いまなざしでじっと見つめる。そうして、どれほど経っただろうか。静也そっくりのその顔が、ふと表情をやわらげた。
「ふっ、そのようすでは、どうやらお前もこの島に流れ着いたらしいな。いい機会だ、成敗してくれよう、と言いたいところだが、まあこんなところで戦ってもしかたがない。戦闘は一時おあずけにしねえか」
敵幹部の意外な申し出に、小虎郎は、ただ首を振ってうなずく。
「おう、お前、なかなか話がわかるじゃねえか。どうだ、ほかに誰かいねえか、探してみないか」
そう言って、思いのほか人懐っこい笑みを浮かべると、イワノフは、へたり込んだままの小虎郎に手を差し伸べる。
そ、そんな笑顔をされると、僕、僕‥‥。いや、ダメだ、小虎郎、この人は、静也じゃない、敵なんだ、悪の幹部イワノフなんだ、でも、でも‥‥。頬を染めながら、小虎郎は視線をそらすのだった。

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「それにしても本当にまいったぜ。お前らがあんなことしなければ、今ごろ、南の島でバカンスだったのになあ、ハハハ」
連れ立って歩きながら、しきりに話しかけてくるイワノフ。戦場にあっては、悪の秘密文芸組織リアール幹部陣の中でも最も凶悪にして勇猛な彼であるが、プライベートにおいては案外気さくで爽やかな男なのだった。
そうしてしばらく歩き回っているうちに、クルルルル、と小虎郎のおなかが鳴る。思わず赤面する小虎郎。イワノフは笑顔で、
「ちょうど俺も腹へってたんだ。ひともぐりして、魚でも獲ってこようぜ」
言うや、その場でするすると装束を脱ぎ捨て、生まれたままの姿になると、ざんぶと海に飛び込んだ。
「おい、お前も早く、服脱いで、こっち来いよ」
「でも、僕、僕‥‥」
鍛え上げた精悍な肉体を誇示するかのように、水面から身を躍りだして、手を振るイワノフ。それを目にして、思わず頬を染める小虎郎。そんな、裸だなんて、僕、僕、ダメだよ、やだ、だって、だって‥‥。
「何やってるんだよぉ、気持ちいいぜ。あっ、それとも、もしかして、お前‥‥」
「えっ、違うよ、僕、あの、そんな僕、あの、あの」
「カナヅチなのか? しょうがねぇなあ」
ニカッと笑って海にもぐったイワノフは、しばらくして水面に顔を出し、どうやって捕らえたのか、びちびちと跳ねる大きな魚を高々とかかげるのだった。

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やがて、夜。焚き火のそばで、しばらく語らった後、「ふぁー、眠い、先に寝るぜ」と、コロンと横になったイワノフは、じきに寝息を立て始める。焚き火に照らされるイワノフの寝顔をちらちらと見やる小虎郎。その安らかな表情は、無邪気な静也を思い出させずにはいられない。

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なんて無防備なんだ、イワノフ、僕はキミの敵なんだよ、ソーセキファイブなんだ。なのに、キミときたら‥‥。悪の幹部のくせに、僕を信頼しているのかい、それとも、もしかしたら、僕のことを誘って‥‥。いや、まさか、ありえない、ダメだ、小虎郎、そんなこと考えちゃ、ダメだ‥‥。でも、昼間の、あの裸身‥‥。あーっ、いけない、小虎郎、そんなこと考えちゃダメだ、ああ、でも、でも‥‥。
翌朝、パラパラというプロペラ音とともに、
「おぉい、ココロー、無事だったかー」
とボッチャンレッドが救助に現れたとき、目の下に隈をつくった小虎郎の胸をよぎったのは、安心と失望が交じり合った複雑な感情だった。

そして、このときから、ココロピンクこと桃瀬小虎郎の苦悩の日々が始まるのだ‥‥。

《次回「無人島で道草 後編」予告》

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ちょうど同じころ、島の反対側にはサンシローブルーこと青川三四郎が流れ着いていた。水の音をたよりに密林に踏み入った彼を待っていたのは、死の女教師カタイヤとの運命的な再会であった‥‥!



※以上の画像は、2006年10月〜2007年3月に放映されたアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」からピックアップ(一部加工)しました。
posted by 清太郎 at 22:42| Comment(6) | TrackBack(0) | 本ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月06日

アニメ「墓地やん」第1話

4月から始まったアニメ新番組の中でも、あんまり話題になってないらしい「墓地やん」。なかなか見る時間がなくて録画がたまるばかりだったのですが、先日ようやく第1話「墓地やん、襲来」を視聴したので、感想をアップします。

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まずは有名な冒頭シーン。「墓地やん」といえば、これ抜きには語れませんよね。

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「親譲りの鉄砲で小供の時から産婆狩りしている」墓地やんは、

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同級生に冗談で「いくら居張っても、そこから飛び降りる事は出来まい。弱虫やーい」と囃されて、

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撃ち殺します。

親類のものから西洋製のナイフを貰って、

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友達に見せたら、「光る事は光るが切れそうもない」と云うので、

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斬り殺します。

質屋の倅の勘太郎が栗を盗みにきたら、

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やっぱり撃ち殺します。

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そのほか、茂作の小作人を皆殺しにして井戸に投げ入れたり、

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いたずらや乱暴をずいぶんやらかす。町内では、乱暴者の悪太郎と呼ばれて爪弾き者です。
こんな乱暴者の墓地やんは、うちでは怒られてばかりです。とくに、「やに色が白くって、芝居の真似をして女形になるのが好き」な兄とは犬猿の仲。

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母をぶち殺したとき、兄が、「親不孝だ、お前のために、おっかさんが早く死んだんだ」というので(まさにその通りなんですが)、口惜しい坊っちゃん、兄の横っ面を張って、やっぱり叱られます。

そんな墓地やんをたったひとりかわいがってくれたのが、下女の清(きよ)でした。

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って、何、この清wwwwwww
清だけは墓地やんのことを「あなたは真っ直ぐでよいご気性だ」といつも褒めてくれます。小遣いで銃弾や手榴弾を買ってくれたり、枕元へサバイバルナイフを持ってきてくれたり、お金を三円ばかり貸してくれたり。そのお金を入れた蝦蟇口を血溜まりに落としたら、頼んでもいないのに拾ってきてくれたのも、清でした。

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父の死後(もちろん墓地やんが殺したのですが)、

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兄は道具屋を呼んで、先祖代々のガラクタを二束三文に売り払い、家屋敷は金満家に譲ってしまう。墓地やんは、四畳半の安下宿に住むことに。狭い部屋ですが、下女の清も一緒です(あれ? 小説では、清は甥の元に引き取られるんだけど。ま、一緒の方が萌えるし、いいか)。

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その後、九州へ転勤することになった兄が、墓地やんの下宿へ来て、「これを資本にして商買をするなり、学資にして勉強をするなり、どうでも随意に使うがいい」と、六百円の金を出す。墓地やんが疑るような目を向けると、「べ、べつに、お前のこと、心配してるわけじゃないからねっ」。

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ここに来て、いきなり兄ツンデレ開眼!!!!!
ただの嫌な兄ですが、こうしてアニメになると、けっこう素敵キャラかも。これ以降、登場しないのが残念です(アニメだと、また出てくるのかな?)。

その六百円を学資にして勉強することにした墓地やんですが、「物理学校の前を通り掛ったら生徒募集の広告が出ていた」ので、物理学校に侵入し、生徒と教師全員を、

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皆殺しにします。
さすがに、もう東京にはいられない。親譲りの鉄砲を片手に四国へ高飛びすることにしました。

そして、四国へと旅立つ日、清との別れです。列車に乗り込もうとする墓地やんに、もの問いたげな瞳を向ける清。その彼女に向かって、墓地やんは云います。
「俺が殺してやるまで、死ぬんじゃねえぞ」
小説では、家族愛の発露だったこのセリフですが、アニメのこの設定では、きゃーん、思いっきり、愛の告白wwwwww(///∇///)
そして、プラットフォームに残されて、群衆の中、ひとりたたずむ清。ここで、墓地やんのモノローグ。
「汽車がよっぽど動き出してから、もう大丈夫だろうと思って、窓から首を出して、振り向いたら、やっぱり立っていた。何だか大変小さく見えた」。

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墓地やん、渋すぎです。これぞハードボイルドwwwwwww

次回、第2話「四国、上陸」。墓地やんの行くところ、必ず血の雨が降ります。

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予告編に出てきたこの娘は、マドンナでしょうか。早く続き見なきゃwww




※以上の画像は、2007年7〜11月に放映されたアニメ「バッカーノ!」からピックアップしました。
posted by 清太郎 at 09:18| Comment(7) | TrackBack(0) | 本ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月04日

アニメ「坊っちゃん」第1話

4月から始まったアニメ新番組の中でも、あんまり話題になってないらしい「坊っちゃん」。なかなか見る時間がなくて録画がたまるばかりだったのですが、先日ようやく第1話「清、バイバイ」を視聴したので、感想をアップします。

タイトル小サイズ.gif

まずは有名な冒頭シーン。「坊っちゃん」といえば、これ抜きには語れませんよね。「親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている」坊っちゃんは、同級生に冗談で「いくら居張っても、そこから飛び降りる事は出来まい。弱虫やーい」と囃されて、校舎の二階から飛び降りちゃう。
うーむ、さすが、冒頭だけに、力が入ってます。もう10回くらい再生しちゃいました。

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そのほか、勘太郎をやっつけたり、茂作の人参畠を荒らしたり、井戸を埋めたり、いたずらや乱暴をずいぶんやらかす。町内では、乱暴者の悪太郎と呼ばれて爪弾き者です。

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アニメだから、誇張するのはいいけど、ちょwwwwww
爆発ってwwwwww
ともあれ、こんな乱暴者の坊っちゃんは、うちでは怒られてばかりです。とくに、「やに色が白くって、芝居の真似をして女形になるのが好き」な兄とは犬猿の仲。

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母が死んだとき兄が、「親不孝だ、お前のために、おっかさんが早く死んだんだ」というので、口惜しい坊っちゃん、兄の横っ面を張って、やっぱり叱られます。

そんな坊っちゃんをたったひとりかわいがってくれたのが、下女の清(きよ)でした。

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って、何、この清wwwwwww
清だけは坊っちゃんのことを「あなたは真っ直ぐでよいご気性だ」といつも褒めてくれます。小遣いで金つばや鍋焼きうどんを買ってくれたり、枕元へ蕎麦湯を持ってきてくれたり、お金を三円ばかり貸してくれたり。そのお金を入れた蝦蟇口をトイレに落としたら、頼んでもいないのに拾ってきてくれたのも、清でした。あ、アニメではトイレじゃなくてプールになってるけど。

05キヨ.jpg

父の死後、兄は道具屋を呼んで、先祖代々のガラクタを二束三文に売り払い、家屋敷は金満家に譲ってしまう。坊っちゃんは、四畳半の安下宿に住むことに。狭い部屋ですが、下女の清も一緒です(あれ? 小説では、清は甥の元に引き取られるんだけど。ま、一緒の方が萌えるし、いいか)。

06引っ越し.jpg

その後、九州へ転勤することになった兄が、坊っちゃんの下宿へ来て、「これを資本にして商買をするなり、学資にして勉強をするなり、どうでも随意に使うがいい」と、六百円の金を出す。坊っちゃんが疑るような目を向けると、「べ、べつに、お前のこと、心配してるわけじゃないからねっ」。

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ここに来て、いきなり兄ツンデレ開眼!!!!!
小説では、ただの嫌な兄ですが、こうしてアニメになると、けっこう素敵キャラかも。これ以降、登場しないのが残念です(アニメだと、また出てくるのかな?)。

その六百円を学資にして勉強することにした坊っちゃん、「物理学校の前を通り掛ったら生徒募集の広告が出ていたから、何も縁だと思って規則書をもらってすぐ入学の手続きをしてしまった。今考えるとこれも親譲りの無鉄砲から起った失策だ」と、物理学校に入学して、三年たって卒業。

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卒業後、校長から声がかかり、月給四十円で「四国辺のある中学校で数学の教師」をすることに。教師になる気なんてこれっぽっちもなかったけれど、これもやっぱり親譲りの無鉄砲がたたって二つ返事で引き受けます。

そして、四国へと旅立つ日、清との別れです。列車に乗り込む坊っちゃん。プラットフォームに残されて、ひとりたたずむ清。ここで坊っちゃんのモノローグ。
「汽車がよっぽど動き出してから、もう大丈夫だろうと思って、窓から首を出して、振り向いたら、やっぱり立っていた。何だか大変小さく見えた」。

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清、テラ萌えwwwwwwwwwww
もう坊っちゃんはいいから、清の話にしてほしいwwwww!!!

次回、第2話「四国、上陸」。

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予告編に出てきたこの娘は、マドンナでしょうか。早く続き見なきゃwww
posted by 清太郎 at 08:20| Comment(9) | TrackBack(0) | 本ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月01日

【本】「蟹工船」に対抗する

小林多喜二「蟹工船」が売れているそうですね。
今年1月9日の毎日新聞に掲載された高橋源一郎と雨宮処凛の対談、「現代日本で多くの若者たちの置かれている状況が『蟹工船』の世界に通じている」というくだりに上野駅構内の書店「BOOK EXPRESSディラ」の店員さんがキラリーン!とひらめき、
「この現状、もしや……『蟹工船』じゃないか?」
なんて書いたPOPを立てて売り出したら大成功、それが各地に広がった、らしいです。この書店員さんに拍手。

しかし、思うに「蟹工船」って、正直言って、あんまりおもしろくなさそうだし(ごめんなさい、未読です。そのうち読みます)、ワーキングプアやら格差社会やらといった社会的な問題意識をもってこれを手に取った読者が激しく感動して興奮して、
「小林多喜二の本、もっと読みたい!」
          ↓
「プロレタリア文学もっと読みたい!」
          ↓
「徳永直を! 宮本百合子を! もっともっと!」
          ↓
プロレタリア文学、大売れ。本屋ウハウハ。出版社ガハガハ。
ということには、ぜったいならないと思うので、「蟹工船」が例年の5倍の勢いで売れたところで、ニュースの話題にはなるとしても、あまり発展性がない。
というか、どちらかというと、ふだんあまりこの手の本を読まないウブな読者が、話題になってるからと軽い気持ちで「蟹工船」を買い、途中まで読んだところでおなかいっぱいになり、
「ふーん、こういうのがハヤリなんだ。だいたいわかったから、いいや。なんかちょっと時間無駄だったかもー。あ、それより、タカシにメールしよっと」
といそいそとケータイを取り出す、ということになるような気もします。

したがって、われら本業界としては、単純に「蟹工船」の売り上げアップを狙うのではなく、むしろ、これをきっかけとして、
「蟹工船よりもっとスゴイ本がある! 反蟹工船フェア」
などを開催して、どさくさにまぎれて「蟹工船」以外の本をプッシュするほうが得策なんではないか。
というのが、今回の企画です。
こんなフェアを行うとしたら、リストにはどんな本を入れればいいのか。
ただし、ここで真面目に正面から、
「蟹工船よりもっとスゴイプロレタリア文学」
「蟹工船よりもっとスゴイ小林多喜二の作品」
を考えてしまっては、やっぱりあまり発展性がなさそうなので、もうプロレタリアとか何とかそっち方面の難しいことは考えないことにしましょう。それよりも、「蟹工船」が船上を舞台とした船上小説であることに焦点を当てて、
「蟹工船よりもっとスゴイ船上本」
ということで、フェアに並べるべき本をピックアップしたいと思います。(この時点ですでに「蟹工船」とはまったく関係なくなってる気もしないではないが。)

さて、本をセレクトするには、それなりの理屈が必要です。船上本だからといって、むやみやたらと並べればいいというものではない。何がどのように「もっとスゴイ」のかを考慮したうえで、選ばなくてはいけません。
たとえば、
「蟹工船よりもっと過酷な状況」
という意味でもっとスゴイ船上作品を考えてみましょう。悲惨な環境で酷使される労働者よりもさらに過酷というと、やっぱり生死にかかわるとか、そっち方面でしょうか。となると、日本文学史に燦然と輝く「舟の上小説」、安楽死の是非、罪とは何か、生きるとは何かに対する深い示唆に満ちた、
森鴎外「高瀬舟」
これを挙げずに何を挙げるか! という正しい文学ファンがいるかもしれませんが、そうなるとなんだか堅苦しくなりそうで、「これをきっかけに、もっと本を売りたい」という趣旨に沿わない気がします。
ではどんな本が過酷なのか、過酷であってなおかつ売れそうなのは何なのか、というと、これはもう、わかりやすく「漂流モノ」がいちばんなんじゃないでしょうか。三度のごはんどころか最低限必要な水さえも欠く状況の過酷さは、蟹工船の比ではありません。
人気のあるこのジャンル、「コンティキ号漂流記」(それほど過酷ではない)から「ひょっこりひょうたん島」(ぜんぜん過酷じゃない)まで古今東西、さまざまな作品がありますが、ここでオススメしておきたいのは、これ。
ナサニエル・フィルブリック「復讐する海―捕鯨船エセックス号の悲劇」(集英社)
1819年に起きた実際の事件を、当時の史料をもとに綿密に再構成したノンフィクションです。捕鯨の島、ナンタケット島を出航したエセックス号は鯨の襲撃によって沈没し、脱出した乗組員たちは3隻のボートに乗って漂流。しかし、水も食料もない極限状況下、ついには人肉を‥‥! 捕鯨産業についての緻密な描写も読みどころです。
もう一冊、ちょっと毛色の変わった漂流小説として、貨物船が沈没してたったひとり生き残った少年の漂流記。救命ボートに乗り込んでいたのは、彼だけではなかった。その貨物船で運ばれていた、シマウマとオランウータン、ハイエナ、そして美しくも凶暴なベンガルトラだった‥‥、という、
ヤン・マーテル「パイの物語」(竹書房)
狭い救命ボートに乗り合わせた虎と一対一になってどう対処すればいいのか!! というハラハラとドキドキに満ちていますが、途中から妙な方向に話が流れ、えっ、ちょっと、あなた、どういうことよ!? と思っていると、最後に、ウームと考えさせられます。

あるいは、
「蟹工船よりもっと興奮する」
という意味で「蟹工船よりもっとスゴイ」船上本というのもありますよね。これはもう、「海洋冒険小説」というジャンルがあるくらい、海に冒険はつきものなんであって、古くは金羊毛を探求するアルゴス号の壮大な冒険叙事詩、アポロニウス「アルゴナウティカ」(講談社文芸文庫)から、あんまりよく知らないけど「荒海の英雄」みたいな伝統ある英国海洋冒険小説にクライブ・カッスラー、児童文学ならばアーサー・ランサムの「つばめ号」シリーズは欠かせないし、ミシシッピ川を筏でくだる「ハックルベリィ・フィンの冒険」も(いろんな意味で)興奮の船上本です。さらに、
「ここはぜったい福井晴敏『亡国のイージス』を!」
「やっぱり旅客船ミステリも必要でしょう! クリスティの『ナイルに死す』を!」
「いやいや、野田知佑の川旅カヌーエッセイだってなかなかの興奮ですぞ」
「ちょっとあなた、『白鯨』を忘れていませんか」
チャールズ・ジョンソン『中間航路』(早川書房)、これ最強!!!」
という意見も出てくるだろうし、さらには、
「あのー、船の中には“宇宙船”を含めていいですか」
という人も出てくるに違いないわけで、それを認めるとなると、
「でしたら、SFには大興奮の船上小説がいっぱいありますよ!」
とばかりにダン・シモンズ「ハイペリオン」やらジェイムズ・ティプトリー・ジュニア「たったひとつの冴えたやりかた」やらA・E・ヴァン・ヴォクト「宇宙船ビーグル号」やら何やらが山と詰まれることになるだろうし、そうなると、あっ、ずるーい、宇宙船がアリなら、さっきの「蟹工船よりもっと過酷な船上小説」に「冷たい方程式」を入れてよー! ということになって、もう何やら意味不明になりそうなので、まあそれはそれとして、ここでは、「冒険」方面ではない興奮本を一冊。
田村京子「北洋船団 女ドクター航海記」(集英社文庫)
昭和57年、北洋漁業船団の船医となった著者が2ヶ月あまりの船上生活をつづったノンフィクションです。これの何が興奮って、えーと、やっぱり、ほら、漁業! そして、海の男たち!
女ドクターである著者は文字通り紅一点で、母船の他の乗員249名、船団として約千人、ぜんぶ男。その彼らが、もう実に朴訥で紳士的で、むふう、たまらんのですわ。たとえば、
《実は私は、乗船前、会社の人たちから独航船の船員については、ずい分ひどい話をきかされていた。
「ねぇ先生、独航船の連中ってのは、赤やピンクのタオルのねじりハチ巻きで、風呂なんかいつ入ったかわからないようなヒゲヅラ、そのうえ、言葉や態度も荒っぽいのばかりですけど、どうか驚かないで診てやって下さいね。根はとっても気のいい奴らなんですから‥‥」
 (中略)
 ところが、である。はじめて対面した独航船の漁撈長とは、ねじりハチ巻きどころか、私もかぶりたくなるようなカッコいい革のハンチングに、革ジャン+ジーンズ(中略)。ヒゲだってキレイに剃り落としてあるし、診察のときに脱いだ下着を見れば、おろしたての新品。アテの外れた私は、母船の幹部連中に、文句を言った。
「何よ、独航船の連中はキタナイ、だなんて。あなたたちより、よっぽどキレイじゃないの!」
 彼らもそれをきいて首をひねり、
「おかしいなァ、いつもはもっと汚らしい格好で母船にあがってくるんだがなァ」
 と不思議そうな顔をしている。
 どうやら、件の漁撈長氏、女性のドクターがいるときいて、わざわざ身だしなみをととのえてきたらしいのである。》
このシャイなオヤジに、思わず萌え。
これで漁師萌えに目覚めてしまったら、北陸各地のイカ漁師を訪ね歩いた日本ルポタージュ史にそびえる金字塔、足立倫行「日本海のイカ」(新潮文庫)もおすすめです。

さて、「蟹工船」の労働者たちは、蟹工船という逃げ場のない環境の中で、苦しい労働や暴力に耐えながら団結の意志を高めていくわけですが(読んでないけど、そういう話だよね)、同じ船上を舞台にしながら、それとはまったく対極にある、という意味で「蟹工船よりもっとスゴイ」のが、
ジェローム・K・ジェローム「ボートの三人男」(中公文庫)
19世紀の英国ユーモア小説です。苦労なんてものとは無縁の3人の紳士が、犬のモンモランシーをおともに(副題は「犬は勘定に入れません」)、テムズ川のボート旅を楽しむ、というただそれだけの内容。労働も意志も団結もなし。蟹もなし。その代わり脱線と寄り道が満載で、英国らしい笑いたっぷり。「反蟹工船フェア」をうたっている以上、この作品がなくては、画竜点睛を欠くというものです。

以上、「船上本」という観点から、「蟹工船」に対抗する作品を挙げてみたわけですが、一方で「蟹工船」は、カムチャツカで獲った蟹を船上で蟹缶に加工する、いわば、
「蟹小説」
であるともいえます。
この観点から、
「蟹工船よりもっとスゴイ蟹小説はないのか!?」
というかたには、自信をもって、これをおすすめしましょう。
佐藤哲也「沢蟹まけると意志の力」(新潮社、ただし事情あって絶版、なのかな)
堅牢強固な意志の力によって沢蟹の卵から生まれた沢蟹まけるの運命やいかに!? 立派な大人になって大蔵省キャリアになって、さらに国会議員に当選して、蟹に有利な法律を制定してもらいたい、という沢蟹たちの期待の行方は!? でも案に相違して平凡で気弱な青年に育ち、三流私立大を卒業した沢蟹まけるは、株式会社マングローブに入社すると、なぜか世界征服事業部に配属されたうえ、改造人間カニジンジャーにされてしまった! どうなる、沢蟹まける! 負けるな、沢蟹まける! 堅牢強固な意志の力で立ち上がるのだ! 白目をむいて失神してる場合じゃないぞ!
という「沢蟹まけると意志の力」、新潮社からは事情あって復刊は難しいでしょうけど、どっかの出版社が堅牢強固な意志の力をふるって出版してくれないものかしら。
「蟹工船」が旬の今だったら、
「蟹工船よりもっとスゴイ蟹小説があった!」
というPOPを立てておけば、売れると思います。
posted by 清太郎 at 23:10| Comment(5) | TrackBack(0) | おすすめ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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