2007年05月16日

生首事件

先日のジェットコースターの事故といい、昨日の福島の事件といい、なんだかよくわかんないけど、
「いま、時代は生首だよね!」
とばかりに、利にさとい書店人の中には、
・諸星大二郎「栞と紙魚子の生首事件」
・京極夏彦「魍魎の匣」
・綾辻行人「殺人方程式〈切断された死体の問題〉」
・法月綸太郎「生首にきいてみろ」
などの生首モノの発注をかけて、
「今がアツイ! 生首フェア」
を企画しているかたも多いと思いますが、不謹慎だからよくないと思います。

あるいは寄席で、タイムリーなネタだ!と「首提灯」をやる噺家さんがいるかもしれませんが、それも不謹慎だと思います。
ちなみに、「首提灯」ってどういう噺かというと、酔っぱらった町人が、侍にからむのね。怒った侍は、スパーン!と町人の首を斬ってしまう。けれど、あまりに見事な太刀筋だったんで、町人は斬られたことに気づかないまま。上機嫌で歩いていると、だんだん首と胴がずれてくるので、アレレ、とかいって戻したりして、そのうち混雑に巻き込まれて、あわわ、大事な首が落ちそうになる、ってんで、こうして首を持ち上げて、「どいたどいたーっ」。

あるいはまた歌舞伎で、義経千本桜の「鮨屋の場」をやろう!ということになるかもしれませんが、それも不謹慎です。生首が入った鮨桶を下げてスタコラサッサっていうのね。

っていうか、以前のバラバラ殺人のときもそうだけど、こういうことが起きるたびにこんなことばかり書いてるこのコラムも、ちょっとどうかと思います。ごめんなさい。


posted by 清太郎 at 16:41| Comment(4) | TrackBack(0) | 本ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。