2007年05月07日

文芸部の特待生

えー、ゴールデンウィークですっかりサボっておりましたが(普段はとくに理由もなくサボっておりますが)、この連休中の大きな話題といえば、高校野球の特待制度問題でしたよね。他のスポーツは寛容なのに野球だけ、しかもいきなり特待生ダメだなんて、なんだかよくわからないのですが、それはそうとして、本関連のブログとしてぜひともコメントしておきたいのは、
「文芸部が話題にならないなんて、なさけない」
ということです。
高校の特待制度は、運動部に限ったものではありません。文化部でも、ブラスバンド部などの音楽関連をはじめ、特待制度があるわけです。ところが、われらが文芸部に特待生がいる、という話は聞いたことがありません。

まあ、そもそも特待制度の目的自体が、全国規模の大会などを通じて学校の名を高めて、より多く・より優れた生徒を集めるため、という宣伝的な意味合いを持つものですから、甲子園やインターハイなどに匹敵する大規模な大会でお互い競い合うことがなければ特待生は不要、という構造的な問題はあります。
とはいえ、全国規模の大会がないのなら、文芸部員みずからが立ち上がり、エイヤッとつくってしまえばいいのです。県大会・地方大会から勝ち上がってきた全国の強豪文芸部がお互い持てる力を存分に発揮し、その能力と努力を競い合う、そんな切磋琢磨の舞台をつくるのです。そうして毎年の大会はそれなりにマスコミが注目するところとなり、テレビのニュースでも取り上げられ、強豪校は全国にその名を轟かせ、結果として文芸部にも特待生が必要だわな、という状況に持ち込めばいいのです。
野球だってブラスバンドだって、はじめから全国大会があったわけではありません。これまで文芸部が、いかに体制に甘え、飼いならされ、怠惰であり続けてきたか。今回の騒動を通じ、文芸部がまったく話題にのぼらない、ということによって、逆にそうしたことがあらためて浮き彫りになった、といえるのではないでしょうか。

もっとも、いきなり全国大会は難しいでしょうから、まずは県大会レベルで、「産業も人口もないけど、わが県には文芸がある!」とばかりに、たとえば青森県なら「太宰カップ」とか、愛媛県なら「坊っちゃんリーグ」とか、とにかく各校の文芸部がガチンコで勝負する場をつくるところから始めましょう。そうすれば、いずれ、「太宰カップ優勝校と坊っちゃんリーグ覇者とではどっちが強いか」というようなことに必ずなるわけだし、文芸大会のない県も「おまえの県は文芸不毛なのか。識字率30%か」とバカにされたりするので県知事が躍起になって県大会を開催したりするでしょうから、甲子園のような全国大会も夢ではありません。毎年秋の読書週間には、高校文芸部日本一を決める文芸大会が人々の耳目を集めることになるでしょう。

となると、あと必要なのは、具体的な対戦方法を決めるだけですね。1チーム何名にするのか、会場に持ち込めるのはペンと紙のほかパソコンくらいでいいのか、木刀などは禁止するのか、その会場は「詩のボクシング」にならってリングを設けるのか、あるいは土俵かフィールド上か、それともプールで水中戦というのもありなのか、対戦にあたってどこまでを許容し何を反則とするか、顔面キックは是か非か、覆面はOKか、覆面ありの場合、負けたら剥ぎ取られるのか、などなど、うーん、ルールを考えるだけでもけっこう興奮します。血沸き肉躍る文芸大会、開催が待ち遠しいです。


posted by 清太郎 at 23:15| Comment(4) | TrackBack(0) | 本ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。