2007年03月12日

本屋さんの歌

エー、ここしばらく、インフルエンザにかかって倒れたりなんかしておりまして、更新が滞っておりましたが(まあ、とくに理由になく滞ることも多いけど)、ようやく回復してきたので、ひとつ。

何年か前に「おさかな天国」という魚の歌が流行って、それ以来スーパーでは野菜の歌とか肉の歌とかキノコの歌とかがどこに行っても流れているのだけど、あのとき、どうして、われらが本屋さんも便乗しなかったのか。以前書いたように「サァー本屋さんへ行こう」という歌はつくられましたが、「子供達の笑い声は どこから来たの どこへ行くの だから 僕らは 理由(わけ)を 探してる」とか、「ま白い雲に乗ってきたよ 新しい空に旅立つために なつかしい唄はどこで生まれたの 何故に僕らは生きているの」とか、何やら高尚な内容で、そんなものを探しに本屋さんに来るお客がいるはずもない。
「おさかな天国」がズバリ、
「サカナを食べると アタマがよくなる」
などと歌っていたのと比べると、どうにもインパクトに欠けたものでした。
話題としてはずいぶん時代遅れですが本屋振興策としては今からでも遅くはないでしょう、「おさかな天国」を見習って「本屋さんの歌」をつくってみてはどうでしょうか。

ということで、まずはいちおう、「おさかな天国」の歌詞がこれ。あらためて見ると、これだけの中に31種もの魚介名が入っていたりして、なかなか秀逸です。


好きだとイワシてサヨリちゃん タイしたもんだよスズキくん 
イカした君たちみならって ぼくもカレイに変身するよ

サンマ ホタテ ニシン キス エビ タコ
マグロ イクラ アナゴ シマアジ

(※)
サカナサカナサカナ サカナを食べると
アタマアタマアタマ アタマが良くなる
サカナサカナサカナ サカナを食べると
カラダカラダカラダ カラダにいいのさ
サアサみんなでサカナを食べよう
サカナはぼくらを待っている

マスマスきれいなサヨリちゃん ブリブリしないでスズキくん
ぼくらが好きだとサケんでも  風にヒラメくコイしい気持ち

ホッケ アサリ カツオ カニ カキ タラ
タラコ ウナギ ハマチ シメサバ

(※)繰り返し


これを参考に、本屋さんの歌を考えてみました。「(仮)ほんや天国」です。


好きだといえずに蒲団嗅ぐ たいしたもんだよ花袋くん
いかれたカフカに見習って ぼく毒虫に変身するよ

太宰 三島 漱石 吉田健一
ヘッセ コレット ゴーゴリ ジェイムズ

(※)
読書読書読書 読書に励むと
アタマアタマアタマ アタマがよくなる
読書読書読書 読書に励むと
アタマアタマアタマ アタマにいいのさ
サアサみんなで読書に励もう
本屋がぼくらを待っている

まずまずきれいなジュンパ・ラヒリ ブリブリしないで百ケンさん
姪が好きだと叫んでも デキたら逃げた島崎藤村

死霊 卍 にごりえ 至福千年
オセロ 緋文字 ファウスト 魔の山

(※)繰り返し


2番の歌詞にいちおう注をつけておきますと、日本人の美人作家は誰かという話になると何かと角が立ちそうですが、『停電の夜に』で一躍名を上げたインド系作家のジュンパ・ラヒリは、まずまずの美人作家であるということになってると思います。(知らない人は、Googleのイメージ検索などで「Jhumpa Lahiri」を検索してみましょう。)
内田百ケン先生は、「文学史上いちばん怖い顔コンテスト」などが開催されたら上位間違いなしのコワモテです。(ジュンパ・ラヒリとは何の関係もありません。)
島崎藤村が姪のこま子に手をつけて妊娠させて、始末に困ってパリに逃げたのは有名な話ですね。

あ、しかし、読書といいつつ、小説に偏ってしまった。他のジャンルも組み込んだ総合的な「本屋さんの歌」があってもいいですね。
魚類はもとより貝もイカも魚卵も、そのうえ料理名(シメサバ)も一緒にした「おさかな天国」の素晴らしさがよくわかりました。


posted by 清太郎 at 23:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 本ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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