2005年07月27日

星の王子たん

いろいろと忙しかったりしてすっかり忘れていたので、今日になってようやく、新訳『星の王子さま』を本屋さんで見ました。奇しくも絶筆になってしまった倉橋由美子訳(宝島社)と三野博司訳(論創社)。
第一印象は、
「‥‥なーんだ」
という感じ。タイトルどころか、挿画も一緒なのね。ぱらぱらめくっても、そんなに大きな違いがあるわけではなさそう。(といっても、内藤濯訳を読んだのって子どもの頃だけど)。
ちょっとだけ読み比べてみたところ、最後の王子さまが倒れるシーンは、倉橋訳が、なんだか王子さまは実際にここで死んでしまったに違いない、という感じの厳しい印象を受けたけれど、わざわざ「新訳」と打ち出したわりにはインパクトに欠けるような。だったら、内藤訳が1冊あれば十分だよ。

思うに、まだ「Le Petit Prince」を読んでいない人が最初に読む1冊と想定しているのがダメなんではないのか。すでに内藤訳『星の王子さま』を読んでいる人が2冊目に買う本、という方向で本づくりをしたほうがいいのではないのか。それだったら、わりと思い切ったこともできるかもしれない。
たとえば、流行りの路線ということで、萌え系イラスト満載にして、
『星のO子たん(ハアハア)』
とかいうのは、どうでしょう。
「おとなはだれも、さいしょは小さなこどもだった(ハアハア)」
なんていうのも、それはそれでありだと思うのだけど。
posted by 清太郎 at 00:00| 本ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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