2005年06月28日

WRITE ON BOOKS

book pick orchestra企画による「WRITE ON BOOKS」というの、職場のすぐ近くなので行ってきました。ギャラリーのテーブルの上に20冊くらいの古本が置いてあって、来場者はその本に落書きやら感想やら自由に書き込めます、というもの。そうして自由に書き込みがなされた本を、会期終了後に購入することもできます。

路地裏の目立たない場所で、少なくとも「ちょっと前を通りがかったので入ってみました」という来場者はひとりもいなさそうなギャラリーで、主宰者の人(と思われる)が仕事関係の相手と話し込んでいる以外はお客さんなんていません。ドキドキです。
で、さっそく並べてある本を開いてみたのですが、うーん、「書き込み」は案外少なくて、ちょっと拍子抜け。売り物の本に書き込みするという「禁断の行為」を、お天道さまの下、大手を振って実行できるというのに、みなさん品がいいのか、単にこのイベントが知られてないだけなのか‥‥。と思ったのだけど、でも、本を手に取ってパラパラめくって、ピン!ときたところに何やら書き込んで、まためくって‥‥、という行為は、意外に時間がかかるし、落ち着いてないとできないものかもしれません。
一晩貸し出してもらって、というのならいろいろ工夫もできるでしょうが、自分のほかにお客さんがいない中で、のんびりくつろぎながら書き込みを楽しむ、というわけにはなかなかいかず、並んでいる中の1冊にだけチョコッと書き込んで、とっとと出てきてしまいました。

来場者による書き込みの中では、本に挟み込まれた正誤表に書かれていたひと言に、ほっこりしました。いわく、
「間違ってもいいよ‥‥」
そうだね、うん、そうだよ。
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2005年06月22日

相撲ダイエット本

注目の貴乃花親方が一年ぶりにまわしを締めて指導を行った、ということでニュースサイトに写真が載ってました。160キロから90キロまで減ったそうで、筋肉は落ちてあばら骨が見えるほど。1日1食で、稽古もしなくなったせいだとか。
力士なのに激ヤセ、というその組み合わせがなかなか新鮮です。ワイドショーで話題になっている間に、
『貴乃花の相撲ダイエット 〜あなたも体重を半分に!〜』
なんて本を出したら、売れると思います。
「やせるちゃんこレシピ」
「まわしをしめて、かんたん小尻!」
「てっぽう&しこ踏みで、ウェストをキュッとしめる!」
などなど、相撲ならではのダイエットメニューが満載です。

昔は汗臭い男の世界だったボクシングジムなんかには、ダイエットやトレーニング目的で通う女性が多くなっていますが、相撲部屋もそろそろ女性に門戸を開いてはどうでしょう。
「あの部屋はやせる!」
と話題になって女性の入門者が増えれば、関取がひとりも出なくても、部屋の経営は盤石。若い女性が一緒に稽古してるとなれば、男の入門者も増えそうです。新たなファンの開拓にもつながるだろうし、あるいはそうした女性ダイエット客の中から、キラリと光る原石が見つかったりして、初の女力士が誕生したりすれば、沈滞している角界も一気に盛り上がるはず。
まあその前に、神聖なる土俵に女なんかが上がってはならん、というのを何とかしないといけないのだろうけど。
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2005年06月21日

警官ジョーク コンテスト

ニュースによると、バルト三国のひとつリトアニアの首都ビリニュスの警察が、日々の仕事からジョークをつくり、面白さを競うコンテストを行ったそうです。そうして375もの応募から地元の名士らが「最高の秘話」として選んだジョークは、こんなもの。

「どうしてパトカーの側面には緑色のストライプ模様が塗ってあるんだい?」(ビリニュスのパトカーはそういうデザインらしい)
「警官が、ドアのノブを見つけやすくするためさ」
「それじゃあ、パトカーが停車してから警官が出てくるまで、どうしてあんなに時間がかかるんだい」
「内側には緑色のストライプ模様がないからさ」

えー、これに関して、ビリニュスの警察官もしくは地元名士の人たちのユーモアのセンスを糾弾したい!と立ち上がる人たちがいるかもしれませんが、私はどっちかというと、こういうベタなアメリカンジョーク、好きです。こんなコンテストをやっちゃうあたりも、ほのぼのとしていて好ましいと思います。
ただ、残念ながら、日本ではこういうのって、実現しそうにないですよね。仮に実現しても、この最優秀作品が発表されると、新聞の投書欄なんかに、
「ぜひとも、ドアの内側にも緑色のストライプ模様をつけるべきだ」
と、真面目に投稿する人がいそうだし。
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2005年06月17日

古本ホテル

高級音響機器メーカー・バング&オルフセン(B&O)の日本法人が、仙台ロイヤルパークホテルと提携して、同社製品を楽しめる男性向け特別宿泊プランを企画したそうです。宿泊中、部屋に設置されたB&Oの代表商品(6連奏CDプレーヤーとスピーカー)を自由に使うことができます。主要ユーザーである男性に試聴してもらい、販売拡大につなげようというもの。うまいことを考えるものです。

同じようなことを、本屋さんがやってみるとおもしろいかも。
ゲストルームに通されると、壁一面が本棚。びっしりと本で埋められてます。(もちろん、ヘナチョコなベストセラー本などは1冊もありません。)
宿泊している間は、どの本も読み放題! あれも読みたい、これも読みたい、と手に取っては読み手に取っては読み、気になる本はチェックアウトするときにまとめて購入。新刊書よりも古書の方がいいかな。もちろん、宿泊時には「日本文学充実ルーム」「絶版文庫充実ルーム」「戦前の本限定ルーム」など、いくつかのルームプランの中から選べます。

ただし、せっかく宿泊したのに、ほとんど眠れないのが玉に瑕か。
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2005年06月14日

作家の略称

ブリトニー・スピアーズの略称が「ブリ」である、というのは、私にはさっぱりピンときませんが、分かっている人には当然のことでしょう。こういう略称、愛称をよく知っていると、なんだかその世界に精通しているようで、かっこいいですよね。
私見ですが、なんとなく、音楽関係の業界ではこうした略称が多いような気がします。浜崎あゆみを「あゆ」と呼んだり、クナッパーツブッシュを「クナ」と呼んだり、えーと、他にちょっと今は思いつきませんが、とにかくそんな気がします。
ところが、文学やら小説やら本の業界では、こういう略称は流行らないようです。昔はデカルトとカントとショーペンハウエルをまとめて「デカンショ」などと洒落て呼んだものですが(ときどき、デカメロンとアーウィン・ショーのことだと思っている人がいますが、間違いです)、このごろは春樹と龍を「W村上」なんていう程度で、あまり芸がありません(略してもいないし)。ドストエフスキーなんかも、あんなに長ったらしい名前なのに「ドス」と略されることがありません。(それどころか、「ドス」といえば「MS-DOS」の略称ということになっていました。)
活字離れ対策の一助とするためにも、本にたずさわる皆さんは、業界をあげて「作家の愛称」を世間に広めるといいと思います。
ということで、とりあえずメジャーな作家の略称を考えてみました。
・パト
・ラヴ
・トバ
それぞれ、パトリシア・コーンウェル、ラヴクラフト、トバイアス・ウルフのことです。のつもりですが、同時にそれぞれ、パトリシア・ハイスミス、ピーター・ラヴゼイ、鳥羽亮の略称(鳥羽亮の場合は略称ではないか)ともいえます。誰の略称なのかは、文脈で判断しましょう。(たとえば、「ラヴの全集、完結!」ときたらラヴクラフト以外にはありえません。)
まあとにかく、まずは実践。
「パトの新刊、読んだ?」
「いま、ラヴに超ハマってるの!」
などと、さりげなく会話に織り込んで、ツウを気取ってみましょう。
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2005年06月13日

犬の毛皮

ニュースによると、昨日、銀座の三越で、犬のファッションコンテストが行われたそうです。「初夏の銀ブラファッション」をテーマに、飼い主と同じ洋服やサングラス姿、浴衣を着たワンちゃんなど53匹が参加したとのことで、「バカじゃないの」とかいった評価はさておき、冬にもまた同趣のコンテストが開催されるのでしょうか。
夏はサングラスや浴衣ですが、冬だったら、やっぱり毛皮のコートでしょう。

「毛皮のコートを着た犬」
なんだかよくわからなくて素敵ですが、しかしケモノであるところの犬が、同じケモノであるミンクやウサギの毛皮をまとっていいのか?という道義的な問題が持ち上がるかもしれません。(もっとも人間がケモノの毛皮をまとうことにも何ら道義的な根拠はありませんが。)
そうした問題を回避するために、
「犬には犬の毛皮」
ということになるかもしれません。「犬には犬の毛皮が、いちばん気持ちいい!」なんていうキャッチフレーズで売り出されたら、なんとなく納得しちゃう気もするし。シベリアンハスキーの毛皮なんか、あったかそうです。
ミニチュアダックスとかチワワとかが、ふかふかしたハスキーの毛皮を着て、足にはやはりハスキー犬の足からつくったブーツを履いて、頭にもハスキー犬の頭からつくった帽子をかぶって、遠目には「異様に小さいシベリアンハスキー」のように見えたりして。いちいちコートを着せてブーツを履かせて、というのが面倒なら、全部くっついた「シベリアンハスキーの着ぐるみ」みたいなものも商品化されたりして。これが流行ると、ハスキー犬だけでなくレトリバーやらテリアやらの着ぐるみが続々と売り出されて、着せ替えケータイみたいに自分の愛犬にツルンとかぶせては「今日のミミちゃんはアフガンハウンド仕様!」と着せ替えを楽しんだりして。一方で、毛皮目当てに犬の盗難が横行して、ある日ミミちゃんがいなくなって、ああ、あたしのミミちゃんどこへ行ったの‥‥、と悲嘆に暮れつつ1ヶ月が過ぎ去り、ふと街で見知らぬ婦人に連れられたミミちゃんを見かけて、あらまあ、ちょっとあなた、この子あたしのミミちゃんよ、とよく見たら「ミミちゃんの毛皮を着た別の犬」だったりして‥‥。ああ、そんなコワイことになるといけないので、犬に毛皮はよくないと思います。
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2005年06月10日

ブリの子ども

そちらの方面についてさっぱりわからないのですが、ブリトニー・スピアーズという人を「ブリ」と呼ぶのはなんとかしてほしいです。Yahoo!のニュースで見出しが目に入るたびに、魚のブリのことだと勘違いして、混乱します。
昨日も、
「ブリ、赤ちゃんは女の子?」
と書いてあったので、
「なるほど、魚のブリは、孵化したときはすべてメスで、その後、成長するとオスとメスに分かれていく、ということが明らかになったのか。でもそんなこと、なんで今ごろになってわかったのかなあ」
と一瞬思って、詳細を見たらぜんぜん違ってました。
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2005年06月08日

エスパー

サッカーのワールドカップ予選、無事に北朝鮮に勝ったのを、最後のほうだけ見ました。無観客試合のはずなのに応援の声が聞こえているので何かと思ったらスタジアムの外から声を張り上げてるのね。
おお、なんだか、すごい。感動です。
よくわかんないけど、
「エスパー部隊」
という言葉が思い浮かびました。
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2005年06月06日

世界一狭い古本屋

ニュースによると、沖縄の那覇市内に、畳一枚に満たない「世界一狭い古本屋」が開業したそうです。カニ歩きしなければ動けない狭さで、ギネスブックへの申請も予定しているそうです(ちなみに、同じ日のニュースによると、大阪の堺市で長さ282.5mの世界一長い線香が完成したそうで、それもギネスへの申請する予定とか。ギネスの係の人も、くだらないものの申請ばかりでたいへんだと思います)。
それにしても、畳一枚分の広さで「世界一狭い」なんて、あんまりおもしろくないですね。こうしたちゃんとした店舗ではなく蚤の市みたいなところなら、それこそもっと狭い古本売場もあるだろうし。
単に狭いだけではなく、もうひと工夫ほしいところです。

たとえば、売ってる本が、
「豆本」
ばかり。一畳分のスペースですが、ここには5千冊も並んでるんです!というお店なら、すごい。
あるいは逆に、そんなに狭いくせに、ヘルムート・ニュートンの写真集「SUMOブック」(重さ30kgくらいあるとかいうので話題になった)とか「TADAO ANDO Complete Book」とかダ・ヴィンチの作品集(どっちも何kgあるんだろう)みたいな巨大な本(ちなみに3冊ともTASCHENから出てます)ばかり置いてあるとか。「棚に並んでいる本はすべて、お店の中で開くことはできません。つっかえちゃうから」ということで、中身を確認したい人は、みんな外に出て広げる、というお店も、なんとも開放的で南国っぽくて、いい感じだと思います。でも、雨が降るとお休みですね。
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2005年06月02日

顎の割れ目

エリザベス・ボウエンの短編集『あの薔薇を見てよ』(ミネルヴァ書房)を読んでいます。太田良子という人が翻訳してますが、訳文がショボショボです。表題作のタイトルからして、いまひとつちゃんとした日本語になっていない。
という不満はさておき、読んでいて、大いなるミステリーに邂逅してしまったので、記しておきます。「ザ・ジャングル」という話の中に、エリースという男の子っぽい感じの女の子が出てくるのですが、彼女のついての容姿についての記述。1929年に発表された作品です。いわく、
「エリースのただ一つの取り得は、顎に割れ目があることだ。」

「顎に割れ目」が取り柄なんですか!? 女の子の? ほめ言葉ですよね? 戦間期のイギリスの流行? っていうか今でも?

本書は「ミステリー短編集」と副題がついていますが、本書の中のいちばんのミステリーが、この点のような気がします。
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