2004年05月31日

渋谷の白鳥

渋谷の東京女学院(だか何だか、そんな名前)のセーラー服は、白くて青いリボンがきれいで、
「渋谷の白鳥」
と呼ばれているそうです。
「それに比べて、うちらは『西武のゴキブリ』だった」
と、朝の電車で隣に立った女の子2人組が話していました。
かわいそうに。花の高校生時代が、あろうことか「ゴキブリ」だったなんて。

しかし、すでに卒業してしまった彼女たちには関わりありませんが、今後、女子高校生の制服は、全体としてもっとかわいらしいものになっていくことと思われます。
というのも、少子化が顕著となり、高校進学率も頭打ちとなった現在、高校の経営がますます厳しいものになっているからです。大学進学率の向上やブランドの形成が一朝一夕のうちにできるものではない以上、必要な入学者数を確保するための最も簡便にしてかつリスクの少ない方法は、ほかならぬ、
「女子の制服をかわいくすること」
なのです。

そして、ポスト資本主義社会において、価値は差異の中にしか生まれない以上、この傾向が行き着く先が、
「どの学校の制服もみんな、かわいらしいセーラー服になる」
というレベルにとどまるものではないことも、また明らかでしょう。他の学校との差別化を追究するあまり、いずれは、
「うちは、セーラー服に加えて、チャイナドレスもオプションにしました」
「うちはウェディングドレスで」
といった多様化がもたらされることでしょう。
「うちの制服は、すべて、お着物にしました」
という学校には、「ふだんの生活の中で、着付けが学べる」と、応募者が殺到するかもしれません。

ただし、そんな中にあっても、昔と変わらぬシンプルで清楚なセーラー服がすたれるとも思えません。東京女学院は、そのブランドを保持する努力をしているかぎりは、「渋谷の白鳥」であり続けることでしょう。
ブランドを生かしながら、時勢にどう対応していくのか、これからの高校経営者に求められるものは、さらに大きくなるに違いありません。
しかし、同時に「高校とは、一般の企業とは違う」という点も忘れてはなりません。一歩間違えば、
「うちの女子の制服をメイド服にしよう。カチューシャは必須だ」
などと理事会で提案したおかげで、経営者である以前に教育者としての資質を疑われることになっては大変です。
個人的には、教室に座った女子全員が、
「全員、メイド服」
という光景は、ちょっといいような気もしますが。
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2004年05月28日

スモハラ(相撲ハラスメント)が社会問題に

会社での「スモハラ」が深刻

と、Yahoo!のニュースにありました。
スモハラとは聞きなれない言葉ですが、
「相撲ハラスメント」
のことだそうです。
「いやあ、きのうの取り組み、すごかったよな」
と、上司から相撲の話をされた場合に、
「いや、ぼく、相撲に興味ありませんから」
などとキッパリ言える人は、約4割。
6割の人は、おもしろくも何ともない相撲の話に、がまんしてつきあっている、というのが現状だそうです。

上司のためを思う正しい部下を演出するためには、そんな相撲話にも、ちゃんとわかっているふりをして、応じなければいけません。
しばらく前だったら、深夜に「大相撲ダイジェスト」が放映されていたので、この番組をチェックして、その日の山場や個別の取り組み内容を確認していた人も多かったといいます。が、今ではそれができない。スポーツニュースをいろいろと見て、
「情報を収集するだけでも、けっこう大変なんですよ。帰宅してからも、またひと仕事です」
と悩んでいる人も多いとか。年6回の本場所の開催にあわせて、出張やら有給休暇を入れて、上司から相撲話を振られる機会をなるべく減らしている、という人もいるそうで、みんな気苦労が絶えないようです。
会社の上司の皆さん、あなたの何気ない、
「きのうの相撲、おもしろかったなあ」
のひと言が、部下に多大なストレスをあたえているんですよ。少しは配慮してあげてくださいね。
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2004年05月27日

日本固有の伝統を持つ旅館の女将たるべき一定の基準

国土交通省が、国内観光振興策の一環として、旅館の運営業務で一定の基準を満たす女将(おかみ)を表彰する制度を新設するそうです。
「日本固有の伝統と格式を持つ旅館の人気が外国人観光客の間で高いことなどに対応」するのだそうです。
個人的には、その「一定の基準」の中に、

・後ろを向いたとき、艶めかしいうなじが何ともいえぬ
・着物の裾からちらりとのぞく白いふくらはぎが何ともいえぬ
・宿の廊下の曲がり角でバーンとお客さんにぶつかっちゃったりして、「きゃあ、やだ、ごめんさぁい」と見上げたその襟元がちょっと乱れて、チラとのぞいた胸元が思いのほか豊かだったりして、「あん、やだ、お客さんッてば、どこ見てるンですか」と悪戯っぽくにらんだ目許がまた何ともいえぬ

といった項目を入れてほしいものです。
いや、やっぱ、ほら、こういうのって、「日本固有の伝統」のような気がするし。
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2004年05月26日

線形/非線形/流線型

いや、しかし、カップルは、というか男女関係は、そもそも非線形なのか。となると、
「線形アベツク」
のほうが、イヤな存在かもしれない。線形夫婦の子どもは、確実にぐれると思う。

ところで「流線型」というのは、昭和10年ごろに流行った言葉のようです。鉄道車両の先頭部分を曲線を多用したデザインにした「流線型車両」の登場によるものみたい。
流行に便乗して、
「流線型美人」
「才田式流線型パチンコ器」
なんてものも生まれたそうです。
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流線型アベックの底力

初田亨『繁華街の近代』(東京大学出版会)を読んでいたら、1935年(昭和10年)に発行されたというこんな本が紹介されていた。

『らんでぶうのあんない 流線型アベツク』

おお、すごい。字面を見ただけで、くらくらする。
「らんでぶう」
しかも、
「流線型アベツク」
なんである。たまらぬ。ああ、鼻血が。

当時の数々のデートコースを紹介した本なのだそうで、「デパートのショップガールと保険会社に勤める彼氏のデートコースを想定」した、物語、「ワリカン・銀ブラ法」をはじめ、東京の人気スポットを舞台とした魅惑のデートコースを、具体的かつていねいに記述してあるらしい。
『東京いい店やれる店』
などが瞬く間にかすんでしまうような、すばらしい力業のタイトルである。

ちなみに、その「ワリカン・銀ブラ法」においては、「上野、須田町、日本橋、京橋、銀座を歩いた二人が夕食をとる場所は、新橋に近い大阪料理を出すチンマリした座敷」なのだそうで、上野から新橋まで徒歩だなんて、今だったら、
「ねーえー、つーかーれーたー、やーすーもーおー」
とか何とか女子の方が怒って座り込むか、あるいは、
「ねえ、疲れたんじゃない? ちょっとそこで、休もうか?」
などと男子の方がよからぬホテルなどに引き込もうとするに違いないのだが、そこはそれ、
「流線型アベツク」
である。そんな惰弱なことはしない。
行く手をはばむ群衆の中をすいすいとくぐり抜け、足取りも軽やかに、つるつると東京を縦断してしまうに違いない。戦前の若い男女の底力は、われわれの想像を超えるものがあるのだろう。

この『らんでぶうのあんない 流線型アベツク』には、ほかにもデートコースとして、
「ハマ・海上公園のひととき」
「五銭蒸気で大川へ」
「地下鉄でデパート早巡り」
「新宿、はしご喰べの一夜」
「東京港のボート遊び」
などが紹介されているそうで、たいへん気になるところである。

それはそれとして、昭和10年という当時、
「流線型アベツク」
の他には、どんな型のアベックがいたのだろうか。

「非線形アベツク」

なんていうものがいたとしたら、ちょっとイヤである。
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2004年05月24日

キューティーハニーをめぐる家族のコミュニケーション

ラーメン屋でお昼ごはんを食べていたところ、すぐ隣に背広姿の中年男性2人組。おそらく店内のBGMで「キューティーハニー」のテーマがかかっていたからだろうが、
「映画のキューティーハニーの人って、誰だっけ」
「ああ、いま人気の」
「巨乳の」
「えーと」
「えーと」
という会話が始まった。横で聞いている私としてはたいへんもどかしいのだけれど、かなしいかな、隣人の顔すら知らぬ人間関係の希薄な現代東京の都市生活の中にあっては、
「それは佐藤江梨子ですよ」
と親切に教えてあげるわけにもいかない。
ふたりは、
「えーと」
「えーと」
としばらく悩んでいたのだが、一方が、
「あ、ちょっと待った」
とケータイを取りだし、ピピッ。誰にかけるのかと思いきや、
「あ、パパだけど」
どうやら、家族の誰かにかけたらしい。
「あのさー、キューティーハニーの役の人が誰か知ってる?」
かなりいい加減な日本語だが、家族相手なら通じるのだろう。
「あーっ、そうかそうか、そうだった、すまんな」
わかったらしい。
「そんだけ。じゃ、遅くなる前に帰るんだぞ。いっか?」
妻ではなくて、子どもが相手のようだ。
「サトエリだよ、サトエリ。娘にきいた」
ということで、しかも娘だったらしい。

昼過ぎのこんな時間に電話に出るということは、娘さんは小中学生でも高校生でも働いているのでもないだろう。そんな年頃の娘相手に、
「キューティーハニーのハニー役の女優は誰であるか」
といったくだらない内容(しかも、それだけ)の電話を気軽にかけることができて、なおかつ娘も、
「うぜー、バカじゃないの」
と言下に切ることなく、(「ったく、うぜえんだよ」とか何とか多少の文句はたれたのかもしれないが)ちゃんと返答してくれる、というそんな父娘の関係は、なかなかいいものだというべきか、どうなのか、気になるところである。
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2004年05月23日

日本に来た拉致家族の娘さん2人のための特別番組企画

北朝鮮拉致家族のうち、5人が来日。娘さん2人は、胸にジョンイルバッジがキラリと光り、いかにも北朝鮮!という感じの新鮮な格好で、見る者の哀れを誘いました。すぐに地元に連れ帰っちゃうみたいだけど、それではかわいそう。彼女たちに、北朝鮮に残してきたエリートコースへ思いを断ち切らせるためにも、どこかの民放が2時間くらいの枠で、

「アンニョンハセオ〜、日本ってこんなに楽しかったのね・もう北朝鮮なんかには帰れないスペシャル」

とか何とかいうタイトルで、1日目は「神田うのが案内する銀座ショッピング&メイク」で、2日目は「SMAPと一緒に東京ディズニーランド大満喫」なんていうのを企画してはどうでしょうか。
2日目の夜、ディズニーのパレードを見ながら、目に涙をためて、
「マスゲームより、楽しい‥‥」
とつぶやくのね。

いずれにせよ、1ヶ月くらいして、ジョンイルバッジを捨てた2人が多少あかぬけた姿になるのが楽しみです。
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2004年05月22日

金正日さんにおすすめしたい日本人拉致問題の収拾案

小泉首相再訪朝。家族8人は日本に引き取ることになるんだろうけど、死亡したやら入国してないやらということになっている不明の10人についてはどうなるのか。
いろいろと苦慮していることだろう北朝鮮側に対して、過去の拉致犯罪をチャラにしてしまえる、いいアイデアを提案したいと思う。以下のようなものである。

10人ともちゃんと生きていたことにして、小泉首相と一緒に飛行機で帰国させるということにして、10人を別れ際に蕎麦(北朝鮮にどういう麺類があるのかわかんないけど、とりあえず蕎麦)でもてなしたことにして、「もっと食べろ、もっと食べろ」とどんどん食べさせたことにして、満腹でふうふう言っている10人に対して金正日さんが「この前、山に行ったら、うわばみが人間を丸呑みするのを見たんだよ。人間を呑み込んで満腹になったうわばみが、近くに生えていた山草を食べたら、お腹がみるみるへっこんだんだ。どうやらそれは、効き目抜群の消化薬だったみたいだよ。おみやげにその薬草をあげるから、飛行機に中で飲むといいよ」と薬草を手渡したことにして、帰りの飛行機の中で10人はあまりにお腹が苦しいのでその薬草を飲んだことにして、成田に到着して「さあ皆さん日本につきましたよ」と小泉首相が彼らの方をふと振り返ったら、
「蕎麦が服を着て座ってた」
ということにして、
「ありゃー、あれは、消化薬ではなくて、人間を溶かす薬だったんだねえ」
ということにして、
「日本でお待ちのご家族の皆さんにはまことにお気の毒だが、せっかく連れて帰ってきたのに、途中でこんな変わり果てた姿になっちゃいました」
と、家族の人たちには服を着てシートに座っている蕎麦の山を見てもらう、というのはどうでしょ。

もちろん金正日さんは、日本の善良な国民からの、
「人間を溶かす薬を、よく効く消化薬だと思っちゃうなんて、やっぱりバカねえ」
「日本の落語を知っていれば、こんなことにならなかったのに」
といった若干の非難を覚悟する必要があるだろうが、その程度で過去を清算できると思えば、安いものである。
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2004年05月21日

セーラー服と機関銃

ちなみに、セーラー服と機関銃の共通点は、
「どちらも、押し入れの奥に隠してあるのがバレたら困る」
ということだと思う。
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2004年05月20日

セーラー服とエッフェル塔/鉄道模型とママのおっぱい

本屋に行ったら、鹿島茂『セーラー服とエッフェル塔』(文春文庫)から出ていた。
カミの『エッフェル塔の潜水夫』(ちくま文庫)をもしかしたら意識しているのかもしれないタイトル(いや、違うかも。水夫ならセーラーだけど、潜水夫はたぶんセーラーとは全然関係ないし)を見て、ふと思ったのだけど、セーラー服とエッフェル塔に、何か共通するものはあるのだろうか。
セーラー服は衣替えがあるけれどエッフェル塔は一年中同じ、セーラー服はやわらかいけれどエッフェル塔は硬い、セーラー服はネット上で買えるけれどエッフェル塔は買えない、といった両者の相違点であれば、すぐさま5個くらい思いつくけれど、共通点は、
「どちらも、カタカナ語+漢字1文字である」
というようなつまらない点しかない気がする。それでも何かないかと思って、さっきからいろいろ考えているのだが、
「どちらも、『えー、別に興味ないよ』といいながらも、実はけっこうみんな好き」
といった程度だろうか。
うーん、このネタはダメだ。何か気のきいた共通点はないものか。

たとえばこれが、
「鉄道模型とママのおっぱいの共通点は何か?」
といった設問であれば、
「どちらも、子どもが使ってからパパが楽しむもの」
というような素敵な答えがあるのだけれど。
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2004年05月19日

年金保険料未納期間の有効活用法

小沢一郎が民主党代表を辞退しましたが、インドではソニア・ガンジー国民会議派総裁が、首相就任を辞退したそうです。年金保険料の未納期間があったのかしら。
この「年金の未納期間があったので」というのは、体のいい断りの文句として、けっこう使えるのではないか。

「谷口くんのママ、ぜひPTAの地区連絡委員長になってくださいよ」
「お言葉はうれしいけど、年金の未納期間があるあたしに、そんな資格はないわ」

「よっ、武田くん、仕事はそのへんにして、ちょっと飲みにでも、つきあわんかね」
「あ、すみません、課長。ぼくちょっと年金の未納期間があるんで‥‥」

「由美子さん、ぼくと、けけけ結婚してください!」
「ごめんなさい。あたし、年金の未納期間があるの」

‥‥やっぱりダメかな。
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2004年05月17日

日本人観光客に対する北朝鮮おみやげ・新企画2点追加

女の子向けの着せ替え人形なのですが、金正日だけではおままごとをするにもちょっと寂しいので、お母さん役、子ども役ができるように以下2つの人形も追加で開発されることになりました。

・チマチョゴリを着た女の子人形・仮称ヒョンヒちゃん(喜び組出身・着せ替え衣装は民族衣装などのほかレオタードや水着もあり)
・洋服を着た女の子人形・仮称メグミちゃん(日本出身・着せ替え衣装は一般的な洋服を中心に、セーラー服もあります)
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